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続いた…あの絵…エリオットに後ろから抱きしめられている絵を見ていたら、また話が思いついてしまった(笑)
という事で、また小話にいきますね~。


「アリス~」

私が、外に行こうとした矢先に、エリオットに声を掛けられた。
そのまま、呼び止めたかと思ったら、後ろから抱きしめられた。
見ると兎なのに、こういうところは犬だよね。

「出かける前でよかったぜ」

「何か用事?」

「ああ、実はな、凄く美味いにんじん料理を出してくれる店を見つけたんだよ! だから、一緒に食べに行こうぜ!」

そういったときの、エリオットの目は輝いてた。
この目をしているって事は…本当に美味しかったのだろう。
しかし、この屋敷に滞在している時も、延々とにんじん料理を出されているのである、お店に行ってまで食べたくない。
私が出した答えは一つだ。

「遠慮しとくわ…」

「えー! 何でだよ! 本当に美味しいんだって! だから行こうぜ、な?」

「今お腹空いてないし…」

「それなら…仕方ないな…けどよ、俺…あんたと一緒に食べに行きたかったんだよ…」

しょんぼりし始めたエリオットを見る。
それを現すかのように、うさぎ耳も垂れている。
本当にこいつは…可愛すぎる…
あー…駄目…駄目だって分かっているけど…我慢できない!

「エリオット…」

「なんだ?」

「あんたが悪いんだからね…」

「は? 俺、何かあんたを怒らせるようなことしたか!?」

私は、垂れているエリオットの耳を引っ張る。

「いってぇ!ちょ、何で引っ張るんだよ!」

「そうよ…あんたが悪いのよ…」

私は、エリオットに聞かれないように呟く。
可愛すぎるからいけないのよ…
引っ張られている方は、たまったものじゃない。

「いだっ!いい加減離してくれって!」

いつも、いつも、可愛い反応をしてくれる…
これだから止められない。
そして、私は引っ張っていた耳から手を離す。

「本当に痛かったんだぜ!」

「ごめんね? お詫びに、エリオットが見つけたお店に食べに行ってあげるから、許して?」

「行ってくれるのか!」

「勿論よ、エリオットと話していたらお腹空いてきたの」

「許す、許す、早く行こうぜ!」

何で、あそこまでされて普通に接する事が出来るのかしら…
兎に見えるこの人は、やっぱり犬かもしれない…
尻尾があったら、思いっきり振っているだろう。


勝手に書いてごめんなさい~
こんな感じになりました。

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牧場物語、乙女ゲー、一般ゲームをメインに活動しています。
最初は、乙女ゲーだけだったんですが、ジャンルがどんどん増えました。

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