ちょっと真面目に

孔明×花を頑張ってみようと思うんです。
いや、師匠をまともに書いた事ないというのもあります。
それを言ったら、書いた事が無い人なんて多くいるわけでしてね。

思いついたわけでもないんですけど…書いていくうちに、思いつくことってもあるのです。
短文しか書けない人間なんですけどね。

と言う所で、いってみよう～。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

【こんなにも悩むのは】


「さて、どうしたものかな」

花は、元の世界に帰るのだと思っていたからね。
だからこそ、自分の想いを隠してきた。
自分の想いを、表に出さないように気をつけていた。
なのに、彼女が、この世界に残ってしまうから…。
ボクのために、この世界に残ってくれた彼女を大事にしたいんだけどねえ…。

「師匠、頼まれた書簡、届けてきましたよ」

っと、悩みの種の本人が帰ってきた。

「ご苦労様」

ボクが、労いの言葉を言うと、花の方から話しかけてきた。

「師匠、どうしたんですか？」

「んー、何が？」

「何か、悩んでいる感じに見えましたよ？」

「そう？ 花の気のせいだよ」

「そうですか？」

案外、するどいんだよねえ…花は。
自分では、気づいてないんだろうけどね。
これ以上話していると、墓穴をほりそうだ。

「今ので、今日の仕事は終わりだよ」

「あ、はい、お疲れ様です」

「ん、お疲れ様」

さて、考えに没頭していて、止めていた仕事を終わらせますかね。
そう思って、仕事を再開させようとして、まだ、花が執務室に残っているのが不思議だった。
いつもは、仕事が終わったら部屋を出て行くのに、珍しい事もあるものだねえ。

「何か、言いたい事でもあるのかな？」

「師匠は、まだ終わらないんですか？」

「この書簡を書き終わったら、ボクも休むから、安心しなよ」

「…師匠が、仕事を終わらせてないなんて、珍しいですね」

「ボクだって、たまには、こんな事もあるよ」

まさか、花を事を考えていたとは言えないからね。

「…そうですよね」

それっきり、黙ってしまった。
本来、聞きたい事と違うみたいだね。
仕方ない、ボクから聞きますか。

「花」

「はい？」

「考えてないで、本当に聞きたかかった事を言いなよ」

「…顔に出てましたか…？」

「思いっきりね」

それに気づけないようじゃ、師匠失格だろうし。

「あの、それじゃあ…師匠の仕事が終わった後でいいので、一緒に出かけませんか…？」

「ボクと？」

「は、はい…」

顔を真っ赤にして、ボクを誘ってくれる花。
だから、そういう顔を見せるのはやめてほしいんだよね。
せっかく、ボクが抑えているのに。
断る理由はないんだけどさ。

「いいよ、すぐに終わらせるから待ってなよ」

「はい！」

ボクの言葉を聞いて、恥ずかしそうにしていた顔は、満面の笑みに変わる。
一緒に出かけるだけで、君の笑った顔が見れる。
ボクは、君を幸せに出来るんだろうかね。
君は、幸せだと思ってくれるんだろうか？
…不用意に君に手を出せないのは、それが怖いからかもしれない。
それでも、ボクは、花を手放せないんだろうね。
やっと手に入れた、ボクの大切な女の子だから…。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

あー…タイトルと中身があってないんじゃとか思った。
師匠は、どれくらい我慢しているのかなと思いましてね。
それが、悩みだったら面白いなとか思ったり。
で、それを、士元に相談したりしてたら、もっと面白いとも思ったんだけど…書けなかったの。
私の文章力では、無理だったんだ。
まともに書いて、これか…。
一応、ED後のつもりなんですけどねぇ。
やっぱり、口調がおかしいのは仕方ないって事で。