普段の話から、ゲームの話まで、色々あります。
BL話も入る可能性があります。
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ロスさん視点も書こうかな…。
ちなみに、クレアシオンとレッドフォックスの話って、続きを読んでみたい人っているんだろうか?
最終的には、クレアシオン×レッドフォックスにしてみたいと考えてはいるんですけどね。
でも、+のままで終わらせておいた方がいいような気もする(笑)
どうするかは、後で考えよう。
さっき書いた、モデルロスさんと一般人アルバさんのロスさん視点を書く。
ちなみに、クレアシオンとレッドフォックスの話って、続きを読んでみたい人っているんだろうか?
最終的には、クレアシオン×レッドフォックスにしてみたいと考えてはいるんですけどね。
でも、+のままで終わらせておいた方がいいような気もする(笑)
どうするかは、後で考えよう。
さっき書いた、モデルロスさんと一般人アルバさんのロスさん視点を書く。
まずいな…。
歩きでも大丈夫だろうと思っていたんだが…。
立っていられない。
少し無理をしすぎたか…。
目立たないように、道の端の方に座り込む。
ちょっと休んでからにしようと、目を瞑って休んでいたら、声をかけられた。
「あの! 大丈夫ですか!?」
誰だ?
休みたいのに、勘弁してくれと思いながら、目を開けた。
その目に飛び込んできたのは、幼さの残る男だった。
気づいたら、その男の頬を殴っていた。
「痛い! え、何で、急に殴られたの!?」
「近くに、知らない相手の顔があったら殴るでしょ…」
本当に何で殴ったのか、自分でも分からない。
とっさに出た言葉がこれだった。
自分でもおかしい理由だと思う。
「いや、普通は殴らないと思うよ!」
オレでも、同じ事を思うだろう。
「…それで、オレに何か用ですか?」
「用って…座り込んでたから心配になって…」
見ず知らずの相手を心配するのか、この人は。
そうは思ったが、話をするよりも、休みたい方が強かった。
さっさと、行ってもらおう。
「…なら、大丈夫なんで行ってください」
「分かったよ…気をつけてね」
そう言って、オレの傍から離れていった。
去っていく後姿を見届けた後、オレは意識を失ったらしい。
気づいた時には、オレを気遣ってくれた相手の家に居たから。
知らない相手を心配するだけじゃなく、自分の家に連れてくるって、この人は頭が大丈夫なのか?
オレが発言した事に、反論しようとするけれど、最終的には黙ってしまった。
かといって、助けてもらったのは事実だ。
どんな形であれ、お礼は言っておこう。
「もういいです、一応、有難うございます」
オレが、そう言うと、ジーっとオレを見ている視線に気づいた。
「…何ですか?」
「いや、優しい人だなって思って」
「オレが?」
オレが優しい?
この人の目は大丈夫か?
最初に会った時、心配した相手に殴られてるのに、優しい?
「だって、見ず知らずのボクを心配してくれてるし」
その言葉を聞いて、また殴りたくなった。
というか、殴った。
「っだ! だから、何で殴るの!?」
「オレは優しくないんで」
「別に、悪い事じゃないよね!」
何で、こうも殴りたくなるんだ?
殴りたくなる顔をしているのか?
それはそれとして、何か目的があるんだろうか?
オレの顔くらいは知っているだろうし。
だから、聞いてみた。
返って来た答えは、オレの予想外の言葉だった。
それも知らずに助けたのか、この人は!
どれだけお人よしなんだ…。
目を離すと、余計な事に巻き込まれるんじゃないのか?
初めて会った奴なのに、心配になってもおかしくないだろう。
オレは、そんな事を思っているというのを顔に出さないように、居間にある椅子の方に移動した。
お人よしのこの人は、どこまで、知らない相手の要求にこたえてくれるのかを試したくなった。
だからこその言葉。
「それじゃ、何か、飲み物ください」
「急に何!?」
「オレを連れて来たのはあなたなんですから、それくらいしてくれるでしょ」
「それと、飲み物くださいの意味が分からないよ!」
「オレ、まだ体調が良くないんで」
「あ、そっか、紅茶でいいかな?」
…自分で言っておいてなんだが、出すのか…。
あの時に比べると、大分良くはなっている。
しかし、オレの発言とか行動を見れば、そこまで体調が悪くないと気づくだろう。
知らない相手の言葉を、簡単に信じるなよ。
その後、紅茶と一緒にパウンドケーキも出された。
まあ、これは自分で食べるためのものなのだろう。
皿の上のケーキを一つ貰って食べる。
「!」
美味しい!
驚いたな…。
「これ、美味しいですね。 どこで、買ったんですか?」
場所を聞いたら、さっそく買ってこようと思っていた。
買える物じゃなかったけれど。
「それは、ボクが作ったんだよ」
手作り!?
「何故、手作り?」
「そっちの方が安上がりだから」
あんまりお金を使わないで過ごしているってわけか。
お人よしで、真面目か…。
気づいたら、皿に乗っていたケーキを全て食べてしまった。
よく食べれたな…。
「全部食べちゃったの!?」
「ご馳走様でした」
「ああー…」
「全部食べたからって、文句は言わないでくださいよ」
「言わないけど、体調の方は大丈夫なの?」
…言わないのか。
どれだけ、許容範囲が広いんだ?
しかも、オレの身体の方を心配しているし。
「良くなりましたよ、これなら、仕事に行けるでしょ」
「それなら、良かった」
仕事の時間まで、まだある。
しかし、もう少しここで、彼と話していたい。
「けど、面倒になったんで、このまま休もうかと思い始めています」
「いや、駄目だろう!?」
「オレが居なくても、何とかなりますって」
「ならない、ならないから!」
「我侭ですね」
「ボクが!?」
どうするか…。
もう少し話していたい。
しかし、この真面目な人は、それを許さないだろう。
どうしたら、まだ話していられる?
オレの言葉に、ぽんぽんとツッコミを入れてくれて、オレの我侭にも答えてくれる。
今まで、そんな相手はいなかった。
…そういえば、マネージャーが辞めたままだった。
この人を、マネージャーにしてしまえば、オレの目に届く範囲における。
そうしてしまおう。
「…仕方ないから、行きますよ」
「その方がいいよ」
「あなたにも、着いてきてもらいますし」
「…は?」
まさか、自分まで行く事になるとは思ってなかっただろう。
誰だって思わない。
自分は関係ないと思っていたからだ。
「オレは、完全に体調が良くなったわけじゃないんで、仕事場に辿り着けなかったらどうするんですか?」
「そっか…そうだよね…」
少しは疑え。
駄目だ、やっぱり、この人は傍においておかないと。
「それに、オレを助けるくらいですから、暇なんでしょ?」
「確かに、今日は暇だけど…」
「じゃ、決まりですね」
この人を伴って、家の外に出る。
オレは、携帯を取り出すと、事務所に電話をかけた。
「お前、今どこにいるんだ?」
「ああ、場所は…」
場所を伝えると、迎えに来てほしいことを伝えた。
「珍しいな、どうした?」
「途中で倒れた」
「大丈夫なのか?」
「一応な」
「分かった、今から迎えに行く」
「悪いな」
「気にするな」
これで、いいだろう。
「車で迎えに来てもらうんで、少し待っててください」
「…ボク、いらないよね?」
「必要ですよ」
「いやいや、車があるなら、いらないよ!」
「いいから、大人しく待っていてください」
何一つ間違った事は言っていない、この人のお腹を殴る。
軽くだから、大丈夫だろう。
駄目だ、この人を前にすると、苛めたくなる。
「だ、だから、何で、殴るの!」
「気にしないでください」
「気にするわ!」
「そんなに強くはやってませんよ」
「そういう問題じゃないよね!?」
この人と話をするのは楽しい。
安心感がある。
だから、逃がすわけにはいかない。
オレに関わったのは、あなたが先なんですよ?
だから、諦めてくださいね。
歩きでも大丈夫だろうと思っていたんだが…。
立っていられない。
少し無理をしすぎたか…。
目立たないように、道の端の方に座り込む。
ちょっと休んでからにしようと、目を瞑って休んでいたら、声をかけられた。
「あの! 大丈夫ですか!?」
誰だ?
休みたいのに、勘弁してくれと思いながら、目を開けた。
その目に飛び込んできたのは、幼さの残る男だった。
気づいたら、その男の頬を殴っていた。
「痛い! え、何で、急に殴られたの!?」
「近くに、知らない相手の顔があったら殴るでしょ…」
本当に何で殴ったのか、自分でも分からない。
とっさに出た言葉がこれだった。
自分でもおかしい理由だと思う。
「いや、普通は殴らないと思うよ!」
オレでも、同じ事を思うだろう。
「…それで、オレに何か用ですか?」
「用って…座り込んでたから心配になって…」
見ず知らずの相手を心配するのか、この人は。
そうは思ったが、話をするよりも、休みたい方が強かった。
さっさと、行ってもらおう。
「…なら、大丈夫なんで行ってください」
「分かったよ…気をつけてね」
そう言って、オレの傍から離れていった。
去っていく後姿を見届けた後、オレは意識を失ったらしい。
気づいた時には、オレを気遣ってくれた相手の家に居たから。
知らない相手を心配するだけじゃなく、自分の家に連れてくるって、この人は頭が大丈夫なのか?
オレが発言した事に、反論しようとするけれど、最終的には黙ってしまった。
かといって、助けてもらったのは事実だ。
どんな形であれ、お礼は言っておこう。
「もういいです、一応、有難うございます」
オレが、そう言うと、ジーっとオレを見ている視線に気づいた。
「…何ですか?」
「いや、優しい人だなって思って」
「オレが?」
オレが優しい?
この人の目は大丈夫か?
最初に会った時、心配した相手に殴られてるのに、優しい?
「だって、見ず知らずのボクを心配してくれてるし」
その言葉を聞いて、また殴りたくなった。
というか、殴った。
「っだ! だから、何で殴るの!?」
「オレは優しくないんで」
「別に、悪い事じゃないよね!」
何で、こうも殴りたくなるんだ?
殴りたくなる顔をしているのか?
それはそれとして、何か目的があるんだろうか?
オレの顔くらいは知っているだろうし。
だから、聞いてみた。
返って来た答えは、オレの予想外の言葉だった。
それも知らずに助けたのか、この人は!
どれだけお人よしなんだ…。
目を離すと、余計な事に巻き込まれるんじゃないのか?
初めて会った奴なのに、心配になってもおかしくないだろう。
オレは、そんな事を思っているというのを顔に出さないように、居間にある椅子の方に移動した。
お人よしのこの人は、どこまで、知らない相手の要求にこたえてくれるのかを試したくなった。
だからこその言葉。
「それじゃ、何か、飲み物ください」
「急に何!?」
「オレを連れて来たのはあなたなんですから、それくらいしてくれるでしょ」
「それと、飲み物くださいの意味が分からないよ!」
「オレ、まだ体調が良くないんで」
「あ、そっか、紅茶でいいかな?」
…自分で言っておいてなんだが、出すのか…。
あの時に比べると、大分良くはなっている。
しかし、オレの発言とか行動を見れば、そこまで体調が悪くないと気づくだろう。
知らない相手の言葉を、簡単に信じるなよ。
その後、紅茶と一緒にパウンドケーキも出された。
まあ、これは自分で食べるためのものなのだろう。
皿の上のケーキを一つ貰って食べる。
「!」
美味しい!
驚いたな…。
「これ、美味しいですね。 どこで、買ったんですか?」
場所を聞いたら、さっそく買ってこようと思っていた。
買える物じゃなかったけれど。
「それは、ボクが作ったんだよ」
手作り!?
「何故、手作り?」
「そっちの方が安上がりだから」
あんまりお金を使わないで過ごしているってわけか。
お人よしで、真面目か…。
気づいたら、皿に乗っていたケーキを全て食べてしまった。
よく食べれたな…。
「全部食べちゃったの!?」
「ご馳走様でした」
「ああー…」
「全部食べたからって、文句は言わないでくださいよ」
「言わないけど、体調の方は大丈夫なの?」
…言わないのか。
どれだけ、許容範囲が広いんだ?
しかも、オレの身体の方を心配しているし。
「良くなりましたよ、これなら、仕事に行けるでしょ」
「それなら、良かった」
仕事の時間まで、まだある。
しかし、もう少しここで、彼と話していたい。
「けど、面倒になったんで、このまま休もうかと思い始めています」
「いや、駄目だろう!?」
「オレが居なくても、何とかなりますって」
「ならない、ならないから!」
「我侭ですね」
「ボクが!?」
どうするか…。
もう少し話していたい。
しかし、この真面目な人は、それを許さないだろう。
どうしたら、まだ話していられる?
オレの言葉に、ぽんぽんとツッコミを入れてくれて、オレの我侭にも答えてくれる。
今まで、そんな相手はいなかった。
…そういえば、マネージャーが辞めたままだった。
この人を、マネージャーにしてしまえば、オレの目に届く範囲における。
そうしてしまおう。
「…仕方ないから、行きますよ」
「その方がいいよ」
「あなたにも、着いてきてもらいますし」
「…は?」
まさか、自分まで行く事になるとは思ってなかっただろう。
誰だって思わない。
自分は関係ないと思っていたからだ。
「オレは、完全に体調が良くなったわけじゃないんで、仕事場に辿り着けなかったらどうするんですか?」
「そっか…そうだよね…」
少しは疑え。
駄目だ、やっぱり、この人は傍においておかないと。
「それに、オレを助けるくらいですから、暇なんでしょ?」
「確かに、今日は暇だけど…」
「じゃ、決まりですね」
この人を伴って、家の外に出る。
オレは、携帯を取り出すと、事務所に電話をかけた。
「お前、今どこにいるんだ?」
「ああ、場所は…」
場所を伝えると、迎えに来てほしいことを伝えた。
「珍しいな、どうした?」
「途中で倒れた」
「大丈夫なのか?」
「一応な」
「分かった、今から迎えに行く」
「悪いな」
「気にするな」
これで、いいだろう。
「車で迎えに来てもらうんで、少し待っててください」
「…ボク、いらないよね?」
「必要ですよ」
「いやいや、車があるなら、いらないよ!」
「いいから、大人しく待っていてください」
何一つ間違った事は言っていない、この人のお腹を殴る。
軽くだから、大丈夫だろう。
駄目だ、この人を前にすると、苛めたくなる。
「だ、だから、何で、殴るの!」
「気にしないでください」
「気にするわ!」
「そんなに強くはやってませんよ」
「そういう問題じゃないよね!?」
この人と話をするのは楽しい。
安心感がある。
だから、逃がすわけにはいかない。
オレに関わったのは、あなたが先なんですよ?
だから、諦めてくださいね。
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