にょたるば話のおまけ

にょたるば話のおまけ話。
実は、ロスさんもプレゼントを用意してました。
クレアさん視点になります。
というより、私は、ロスさんをどうしたいんだ（笑）

えー、これを貰ったアルバさん、いつも身に着けております。
ポニテにリボンは可愛いよね！
最終的には、贈りそうですけど（笑）

「これなんて似合いそうだな」

「シーたん、気持ちは分かるけど、それは止めておいたほうがいいと思うよ」

シーたんが、アルバちゃんと、クリスマスの約束をした次の日、オレは、シーたんと一緒にプレゼントを買いにきた。
アルバちゃんに喜んでもらいたいっていう気持ちは分かるから、買い物に付き合うだけにするつもりだったのになぁ…。
シーたんが選ぶプレゼントが問題ありなんだよね。

「シンプルなのが似合いそうだろ？」

「それは似合うと思うけど、肝心な事忘れてない？」

「何がだ？」

「シーたんとアルバちゃん、まだ付き合ってるわけじゃないよ？」

「それは知ってる」

「なら、指輪は止めておいたほうがいいと思うんだ！」

「その根拠は？」

「付き合ってるなら分かるけど、付き合ってないのに、指輪は正直重いと思われるよ」

「そうか？」

「そうだって、無難に、普段から身につけられるものにした方がいいと思う！」

「なら、これはどうだ？」

その後に、シーたんが手に取ったのは、色々なリボンが入っているセット物。
アルバちゃんは、いつも髪結ってるし、こういう物のがいい気がする。

「良いと思うよ」

「オレは、指輪でもいいと思うんだが…」

「うん、それは絶対にやめた方がいい」

釈然としない顔をしていたけど、結局リボンのセットを買う事にしたらしい。
付き合い始めたなら、指輪でも特に問題はないけどね。
二人の仲が上手くいくよう願ってるよ。