普段の話から、ゲームの話まで、色々あります。
BL話も入る可能性があります。
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色々あって、書き始めるまで時間がかかってしまった。
完全、ブログ限定だけど(笑)
そして、今日はロスさんの誕生日!
ピクシブの方に、SQ版であげてきた。
直接書きだから、こっちには載ってない。
という事で、自分だけが楽しい話の続きにいってみよう!
完全、ブログ限定だけど(笑)
そして、今日はロスさんの誕生日!
ピクシブの方に、SQ版であげてきた。
直接書きだから、こっちには載ってない。
という事で、自分だけが楽しい話の続きにいってみよう!
ボクが、勇者候補に選ばれ、いざ王都の方に旅に出る前日の事。
母さんから、大切な話があると言われた。
こんなに真面目な母さんも珍しいかもしれない。
どんな話なんだろう?
「アルたん、明日はとうとう出発ね」
「うん…」
「旅立ちの前に、アルたんに言っておかないといけない事があるの」
「何?」
「アルたんの事、男の子として育ててきたけど、実は、女の子でもあるの」
「…??」
母さんが何を言っているのか、よく分からない。
「アルたん、男の子にあるはずのものがないでしょ?」
確かに、友達のを見た事があるけれど、ボクには無かった。
見られる事も無かったし、特に気にもしてなかったけど…。
「アルたんはね、男の子にも女の子にもなれるのよ」
「母さん、意味が分からないよ…」
「特殊な生まれ方をしてしまったの。性別が決まってないっていう」
「…ボクが?」
「そう、母さんのせいでね」
「じゃあ、ボクはまだ性別が決まってないって事?」
「そうよ」
「どうしたら、性別って決まるの?」
「それは、アルたんが、好きになった相手によって変わるわ」
「ボクが、好きになった相手?」
「アルたんが、本気で好きになったのが、男の子なら女の子、女の子なら男の子って感じね」
「ややこしい!」
性別が決まってないって事には、少なからずショックだけど、一応は男として育てられたし、男でいいよね?
旅をしている時に、性別が決まるかもしれないしね。
そうなった時は、女の子を好きになってるのかな?
「どうして、今それを?」
「次に会えるとき、死んでたら嫌でしょ?」
「母さん! 縁起でもない事を言わないで!」
「冗談よ、アルたん、身体には気をつけてね」
「母さん、ありがとう」
旅に出たら、母さんとあんまり会えなくなるんだ。
今から悲しんでどうする。
大丈夫、ボクはやれる!
明日は、笑顔で旅立とう。
母さんに心配かけたくないし。
そうと決まれば、今日は寝よう。
「母さん、お休みなさい」
「お休みなさい、アルたん」
ボクが部屋に戻った後、それを見届けるように、別の人物が出てきた。
「そんな顔をしないで、あなたのせいじゃないわ」
「私のせいでしょ」
「産んだのは私だもの」
「…頑固者」
「そんなのは、小さい時から知ってるでしょ?」
「そうね」
「アルたんの事、守ってね」
「ええ、任せて」
そう呟いて、もう一人の人物は消えていった。
母さんから、大切な話があると言われた。
こんなに真面目な母さんも珍しいかもしれない。
どんな話なんだろう?
「アルたん、明日はとうとう出発ね」
「うん…」
「旅立ちの前に、アルたんに言っておかないといけない事があるの」
「何?」
「アルたんの事、男の子として育ててきたけど、実は、女の子でもあるの」
「…??」
母さんが何を言っているのか、よく分からない。
「アルたん、男の子にあるはずのものがないでしょ?」
確かに、友達のを見た事があるけれど、ボクには無かった。
見られる事も無かったし、特に気にもしてなかったけど…。
「アルたんはね、男の子にも女の子にもなれるのよ」
「母さん、意味が分からないよ…」
「特殊な生まれ方をしてしまったの。性別が決まってないっていう」
「…ボクが?」
「そう、母さんのせいでね」
「じゃあ、ボクはまだ性別が決まってないって事?」
「そうよ」
「どうしたら、性別って決まるの?」
「それは、アルたんが、好きになった相手によって変わるわ」
「ボクが、好きになった相手?」
「アルたんが、本気で好きになったのが、男の子なら女の子、女の子なら男の子って感じね」
「ややこしい!」
性別が決まってないって事には、少なからずショックだけど、一応は男として育てられたし、男でいいよね?
旅をしている時に、性別が決まるかもしれないしね。
そうなった時は、女の子を好きになってるのかな?
「どうして、今それを?」
「次に会えるとき、死んでたら嫌でしょ?」
「母さん! 縁起でもない事を言わないで!」
「冗談よ、アルたん、身体には気をつけてね」
「母さん、ありがとう」
旅に出たら、母さんとあんまり会えなくなるんだ。
今から悲しんでどうする。
大丈夫、ボクはやれる!
明日は、笑顔で旅立とう。
母さんに心配かけたくないし。
そうと決まれば、今日は寝よう。
「母さん、お休みなさい」
「お休みなさい、アルたん」
ボクが部屋に戻った後、それを見届けるように、別の人物が出てきた。
「そんな顔をしないで、あなたのせいじゃないわ」
「私のせいでしょ」
「産んだのは私だもの」
「…頑固者」
「そんなのは、小さい時から知ってるでしょ?」
「そうね」
「アルたんの事、守ってね」
「ええ、任せて」
そう呟いて、もう一人の人物は消えていった。
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