普段の話から、ゲームの話まで、色々あります。
BL話も入る可能性があります。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
レッドフォックスとクレアシオンの話に挑戦してみようかな。
何か、ちょっと書いてみたいと思ってしまった。
ありえないからこそ、書いてみたくなるというか(笑)
多分、クレアシオン+レッドフォックスになると思います。
普通に考えて、無表情シオンさんと相対して、どうなるか想像つかないんですよね。
絶対に、敬語なんて使わなそうですし(笑)
でも、挑戦してみる。
何か、ちょっと書いてみたいと思ってしまった。
ありえないからこそ、書いてみたくなるというか(笑)
多分、クレアシオン+レッドフォックスになると思います。
普通に考えて、無表情シオンさんと相対して、どうなるか想像つかないんですよね。
絶対に、敬語なんて使わなそうですし(笑)
でも、挑戦してみる。
「そこで倒れてる奴、オレの声が聴こえてるか?」
誰かの声が聴こえる。
どこかで聴いた事がある気がする。
「おい!」
呼ばれているのは分かっているけれど、目が開けられない。
起きようと思っても、身体が思うように動かない。
そうだ、ボクはあの時ミスって…。
「アルバさん、危ない!」
「!? しまっ!」
モンスターの爪を避けようとしたけれど、間に合わず、まとにくらってしまった。
「ぐっ、っ…」
すぐに体勢を立て直そうとした瞬間、後ろに足場が無かった。
「う、そだろ!??」
「アルバさん!」
ボクは、そのまま崖の下に落ちていった。
そして、今に至る。
だから、目が開けれないのか…。
このまま死ぬんだろうか?
自分で決めた目的も達成できないまま?
そんなのは嫌だと思っても、身体がいう事を聞いてくれない。
そんな時、痛みを感じていた身体が楽になってきた。
何で?
痛みが完全になくなったと思ったら、変わりに頭の方に痛みが来た。
「いい加減、起きろ」
どうやら、この声の主に蹴られたらしい。
「何するんだよ!」
ボクは、痛む頭を抑えながら、起き上がると、声の主に向かって文句を言った。
「助けてもらった相手に対しての言葉か、それ?」
「助けてって…身体の痛みは楽になったけど…」
「それなら、オレは行くぞ」
「待って!」
「なんだ?」
「助けてくれて有難う!」
頭を蹴られた事に対しては、もっとやり方があったと思うけど、助けてもらったのは事実だ。
ちゃんと、お礼は言わないと。
「オレの目の前で死なれても困るからな」
「優しいんだね」
「オレが? はっ、目が悪いんじゃないのか」
「でも、放っておけなかったんだよね? なら、やっぱり優しいよ」
「お前…変な奴って言われる事ないか?」
「ないよ! 多分…」
ボクは、はっきりないとは言い切れなかった。
確か、ロスにも言われた事があったからだ。
「まあ、いい、オレは行くぞ」
「その前に、ここから崖の上に戻りたいんだけど、どこから行けばいいのか教えてもらえませんか?」
「崖? この森の上に崖なんて無いぞ」
「え? そんな…だって…ボク…その崖から落ちて…」
「頭でも打ったんじゃないのか?」
「それは無いと思うけど…」
ルキちゃん、一人にしているけど大丈夫かな…。
いざとなったら、ゲートで移動出来るとは思うけど。
「とにかく、ボクは探してみます。 本当に、有難うございました」
そう言って、崖の上に戻るために道を探そうとしたら、回復してくれた相手が、被っていたフードを脱いだ。
その顔は…ボクが助け出そうと必死になっている人。
でも、ボクの知っているロスとは違う、暗く沈んだ瞳。
こんな瞳をした人は知らない。
だけど、その顔は紛れもなく、ロスだった。
ボクは、あんまり信じたくない事が、頭をよぎった。
今、ボクがいるここは…過去なのではないかと…。
そんな事はないと思いたくて、ボクは、この人の名前を聞いた。
「す、みません、お名前を聞いても、いいですか?」
「…クレアシオン」
どうしよう…予想が当たってしまった。
どうしたらいい。
ボクは、どうやって戻れる?
「お前は?」
「え?」
「人に名前を聞いておいて、自分は名乗らないのか?」
名前…ボクの名前を言ったら駄目だよね?
それなら…。
「ボクは、レッドフォックスって事にしておいてよ」
「意味が分からないんだが?」
「あ、えーと、実はボク、未来から来たんだ」
「…やっぱり、頭を打ったせいじゃないのか? 言葉がおかしくなってるぞ」
「嘘じゃないよ! 正直、ボクだって混乱してて…どうしたら帰れるのか分からなくて…」
「それで?」
「だからこそ、本当の名前を言うわけにはいかないんだ」
ボクは、それだけは知られちゃいけないと思った。
このロスは、ボクを知らない。
勇者クレアシオンと呼ばれている時だから。
「…分かった、レッドフォックスだな」
「! あ、ありがとう!」
もっと深く聞かれるかと思ったけど、そうでもなかった。
もしかしたら、人にそんなに興味が無いのかもしれない。
ボクの知っているロスからは、想像がつかないけど…。
「で、未来から来たとして、どうするんだ?」
「どうしよう? どこかで、もう一度崖から落ちるとかしたら、戻れるかな?」
「確証がなければ、今度は死ぬだけだろ」
「う…やっぱり…そうだよね…」
本当にどうしよう…。
旅をしながら、帰る方法を探すしかないよね。
「帰る方法を探しながら、旅をするよ。 急いでいるのに、引き止めてすみませんでした」
今度こそ、彼の前から消えようとしている時、向こうから話かけてきた。
「弱いくせに、一人で旅なんて出来るのか?」
「昔に比べたら、弱くは無いよ!」
「大怪我をして倒れている時点で、信用性に欠けるな」
「それは…」
否定できない。
油断していたのも事実だ。
「面倒だが、お前が帰れるまで付き合ってやる」
「いいの?」
「一度助けた命が、どこかで野垂れ死にするのは御免だからな」
「…それじゃあ、お願いします」
本当にいいのか分からないけど、彼の言葉に甘えよう。
気をつけないといけないのは、名前を間違えない事だね。
だから、事前に呼び方を聞いておこう。
「クレアシオンさんでいいですか?」
「クレアシオンでいい」
「分かりました」
「敬語も要らない」
「だけど…」
「オレが要らないって言っているんだ」
うわ!
目が怖い。
「わ、分かった!」
「それでいい、じゃあ、さっさと行くぞ」
「うん!」
アクシデントがあったとはいえ、クレアシオンと旅って凄い事だよね?
彼と旅をしながら、帰る方法を見つけて、そして、必ずロスを助け出そう。
願わくば、今、目の前にいるこの人にも笑ってもらいたい。
そう願うのは悪い事じゃないよね?
旅をしている間に、笑った顔が見れるといいな。
誰かの声が聴こえる。
どこかで聴いた事がある気がする。
「おい!」
呼ばれているのは分かっているけれど、目が開けられない。
起きようと思っても、身体が思うように動かない。
そうだ、ボクはあの時ミスって…。
「アルバさん、危ない!」
「!? しまっ!」
モンスターの爪を避けようとしたけれど、間に合わず、まとにくらってしまった。
「ぐっ、っ…」
すぐに体勢を立て直そうとした瞬間、後ろに足場が無かった。
「う、そだろ!??」
「アルバさん!」
ボクは、そのまま崖の下に落ちていった。
そして、今に至る。
だから、目が開けれないのか…。
このまま死ぬんだろうか?
自分で決めた目的も達成できないまま?
そんなのは嫌だと思っても、身体がいう事を聞いてくれない。
そんな時、痛みを感じていた身体が楽になってきた。
何で?
痛みが完全になくなったと思ったら、変わりに頭の方に痛みが来た。
「いい加減、起きろ」
どうやら、この声の主に蹴られたらしい。
「何するんだよ!」
ボクは、痛む頭を抑えながら、起き上がると、声の主に向かって文句を言った。
「助けてもらった相手に対しての言葉か、それ?」
「助けてって…身体の痛みは楽になったけど…」
「それなら、オレは行くぞ」
「待って!」
「なんだ?」
「助けてくれて有難う!」
頭を蹴られた事に対しては、もっとやり方があったと思うけど、助けてもらったのは事実だ。
ちゃんと、お礼は言わないと。
「オレの目の前で死なれても困るからな」
「優しいんだね」
「オレが? はっ、目が悪いんじゃないのか」
「でも、放っておけなかったんだよね? なら、やっぱり優しいよ」
「お前…変な奴って言われる事ないか?」
「ないよ! 多分…」
ボクは、はっきりないとは言い切れなかった。
確か、ロスにも言われた事があったからだ。
「まあ、いい、オレは行くぞ」
「その前に、ここから崖の上に戻りたいんだけど、どこから行けばいいのか教えてもらえませんか?」
「崖? この森の上に崖なんて無いぞ」
「え? そんな…だって…ボク…その崖から落ちて…」
「頭でも打ったんじゃないのか?」
「それは無いと思うけど…」
ルキちゃん、一人にしているけど大丈夫かな…。
いざとなったら、ゲートで移動出来るとは思うけど。
「とにかく、ボクは探してみます。 本当に、有難うございました」
そう言って、崖の上に戻るために道を探そうとしたら、回復してくれた相手が、被っていたフードを脱いだ。
その顔は…ボクが助け出そうと必死になっている人。
でも、ボクの知っているロスとは違う、暗く沈んだ瞳。
こんな瞳をした人は知らない。
だけど、その顔は紛れもなく、ロスだった。
ボクは、あんまり信じたくない事が、頭をよぎった。
今、ボクがいるここは…過去なのではないかと…。
そんな事はないと思いたくて、ボクは、この人の名前を聞いた。
「す、みません、お名前を聞いても、いいですか?」
「…クレアシオン」
どうしよう…予想が当たってしまった。
どうしたらいい。
ボクは、どうやって戻れる?
「お前は?」
「え?」
「人に名前を聞いておいて、自分は名乗らないのか?」
名前…ボクの名前を言ったら駄目だよね?
それなら…。
「ボクは、レッドフォックスって事にしておいてよ」
「意味が分からないんだが?」
「あ、えーと、実はボク、未来から来たんだ」
「…やっぱり、頭を打ったせいじゃないのか? 言葉がおかしくなってるぞ」
「嘘じゃないよ! 正直、ボクだって混乱してて…どうしたら帰れるのか分からなくて…」
「それで?」
「だからこそ、本当の名前を言うわけにはいかないんだ」
ボクは、それだけは知られちゃいけないと思った。
このロスは、ボクを知らない。
勇者クレアシオンと呼ばれている時だから。
「…分かった、レッドフォックスだな」
「! あ、ありがとう!」
もっと深く聞かれるかと思ったけど、そうでもなかった。
もしかしたら、人にそんなに興味が無いのかもしれない。
ボクの知っているロスからは、想像がつかないけど…。
「で、未来から来たとして、どうするんだ?」
「どうしよう? どこかで、もう一度崖から落ちるとかしたら、戻れるかな?」
「確証がなければ、今度は死ぬだけだろ」
「う…やっぱり…そうだよね…」
本当にどうしよう…。
旅をしながら、帰る方法を探すしかないよね。
「帰る方法を探しながら、旅をするよ。 急いでいるのに、引き止めてすみませんでした」
今度こそ、彼の前から消えようとしている時、向こうから話かけてきた。
「弱いくせに、一人で旅なんて出来るのか?」
「昔に比べたら、弱くは無いよ!」
「大怪我をして倒れている時点で、信用性に欠けるな」
「それは…」
否定できない。
油断していたのも事実だ。
「面倒だが、お前が帰れるまで付き合ってやる」
「いいの?」
「一度助けた命が、どこかで野垂れ死にするのは御免だからな」
「…それじゃあ、お願いします」
本当にいいのか分からないけど、彼の言葉に甘えよう。
気をつけないといけないのは、名前を間違えない事だね。
だから、事前に呼び方を聞いておこう。
「クレアシオンさんでいいですか?」
「クレアシオンでいい」
「分かりました」
「敬語も要らない」
「だけど…」
「オレが要らないって言っているんだ」
うわ!
目が怖い。
「わ、分かった!」
「それでいい、じゃあ、さっさと行くぞ」
「うん!」
アクシデントがあったとはいえ、クレアシオンと旅って凄い事だよね?
彼と旅をしながら、帰る方法を見つけて、そして、必ずロスを助け出そう。
願わくば、今、目の前にいるこの人にも笑ってもらいたい。
そう願うのは悪い事じゃないよね?
旅をしている間に、笑った顔が見れるといいな。
PR
この記事にコメントする