忍者ブログ
普段の話から、ゲームの話まで、色々あります。 BL話も入る可能性があります。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Web版×SQ版を書いてみようかなと。

全員がWeb版に行くとかのネタは書きましたが、一人だけがっていうのは無いんですよね。
だから、それを書いてみようかなと。
で、アルバさんだと普通だから、ロスさんを入れ替わらせてみようかなと。

SQ版のロスさんは、アルバさんを甘やかせるタイプなので、書くときもそうなるかなと。
場面がいちいち切り替わる可能性があります。

本当は、違う話も考えているんですけどね。
アルバさんが強い状態でニューゲーム(笑)
最初にオリジナルキャラが出てきますけど、それ以降は登場しない話です。
まおゆう状態になったアルバさんが、過去に戻る話。
勇者と魔王の力は無い状態で、レッドフォックスと呼ばれている時の強さ。
だから、全てを知っているんですよね。

と言う話を考えてみましたが、文章として纏められない事が分かりました。
考えるだけで、話としては書くことはないと思います。
シリアスになるだけじゃなく、話の展開が謎すぎる。
本家の設定ガン無視になりますし、色々ありえないくらいおかしな事になった。
考えた時は、ギャグになる予定だったんだけどなぁ…。
どうしてこうなるんだか…。
「勇者さん、起きてください」

「…うー…戦士?」

「寝ているところ悪いんですけど、ここ何処ですか?」

「…急に何言っているの?」

戦士に起こされたと思ったら、おかしな事を言った。

「周りを見る限り、牢屋だと思うんですが…」

「牢屋だよ?」

「だから、何故オレ達が牢屋に入っているんですか? 勇者さんだけならまだしも」

「ボクだけならって何だよ!」

「牢=勇者さんですから!」

「その法則何!?」

戦士と言い合っていると、近くで寝ていたルキちゃんも起きた。

「…どうしたの?」

「ルキちゃん、おはよう」

「ルキ、おはよう」

「うん、おはよう、アルバさん、ロスさん」

「聞いてよ、ルキちゃん。 戦士がおかしな事を言っているんだ」

「おかしな事?」

「ボク達が牢屋に居る理由が知りたいって言うんだ」

「理由って、ロスさん、何かあったの?」

「何も無い。 ただ、オレが寝た時は、宿屋だったんだ」

「えー! だって、私達が牢屋に入ってから2日経ってるよ?」

「そうなのか?」

「戦士、もしかして具合悪いとか?」

「違います」

「私を手伝った事で、アルバさんが賞金首になったから、一緒に同行している私達も入る事になったんだよ」

「それで、ここか?」

「そうだよ」
「うん」

戦士は何かを考え込んだと思ったら、そのまま黙ってしまった。
やっぱり、具合が悪いんだろうか?
どこかで頭を打ったとか?
口に出して言うと殴られそうだから、黙っておこう。

「勇者さん、ルキ」

「何?」
「どうかした?」

「考えてみたんですが、ここって、オレの居た世界じゃない気がします」

「「え?」」

「さっきも言いましたが、オレが寝たのは宿屋の部屋なんですよ」

「それは聞いたけど…」

「勇者さんやルキも、オレの知っている二人とは違う気がします」

戦士の言っている言葉の意味が分からない。
だけど、改めて見てみると、戦士の服が違う気がする。
というか、違う。

「…ルキちゃん」

「アルバさん、どうしたの?」

「戦士の言っている事、間違ってないかも」

「どうして?」

「戦士の服が…囚人服じゃない!」

「あ! 本当だ!」

「理解したみたいですね」

「じゃ、じゃあ、ボク達の知っている戦士は?」

「オレがここに居るんですから、オレの世界に行っているんじゃないですか?」

「「ええー!」」

「そもそも、入れ替わった原因が分からない以上、どうする事も出来ないですよ」

「それはそうだけど、戦士は焦ったりしないの?」

「焦って何かあるなら焦りますけど、それで戻れるわけでもないですからね」

「戦士って凄いよな…」
「アルバさんも見習ったら?」

「ルキちゃん、酷い!」

「ぷー、くすくす」

「仲がいいのは分かりましたが、ルキが居るのに、牢から逃げ出さないんですか?」

「ルドルフさんが、王様に事情を説明してくれてるだろうし、すぐに誤解も解けると思うんだよね」

「誤解と言うと?」

「魔王が悪い奴じゃないって事をだよ。そうすれば、ボクの賞金も消されるし、ここから出る事も出来ると思うんだ」

それを言ったら、戦士に殴られた。

「げふっ!」

「何を言っているんですか! 勇者さんが賞金首じゃなくなったらつまらないでしょ!」

「どういう理由だよ!!」

「勇者さんには、前科が付いてこそって事です!」

「お前が楽しいだけだろ!?」

「はい!」

「いい笑顔で、はっきり言った!」

違う世界の戦士は、やっぱり戦士だった。
考えてる事が、ボクの知っている戦士と一緒じゃないか!

「ロスさんって…」

「何だ、ルキ?」

「世界が違っても、アルバさんを苛めるのが好きなんだね!」

「当たり前だろ?」

「そこは、肯定する所じゃないよね!?」

「さて、勇者さんをからかうのはこれくらいにして、正直どうしたらいいのかオレにも分かりません」

「戦士はどうしたいの?」

「戻りたいですね」

「普通に考えればそうだよね」
「私も、同じ状況になったら戻りたいと思う」

「と言っても、今現在、戻る方法が分かりませんから、暫くはこの世界の勇者さん達と一緒に行動しますよ」

「戦士がそれでいいなら、暫くの間宜しくね」
「宜しくね、ロスさん」

「こちらこそ」

いきなり現れた、違う世界の戦士。
戦士の話し方だと、その世界でもボクやルキちゃんと旅をしているらしい。
そんな世界があるのかボクは分からないけど、現に、その世界の本人が居る。
だとしたら、向こうのボク達も困惑しているんだろうな…。
お互いの戦士が、早く元の場所に戻れますように。
ボクは、それを願う事しか出来ない。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
           
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
リンク

忍者アド


フリーエリア


最新コメント
[12/25 FAN]
[12/17 流泉]
[02/28 FAN]
[02/28 ひろこ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
FAN
HP:
性別:
女性
自己紹介:
牧場物語、乙女ゲー、一般ゲームをメインに活動しています。
最初は、乙女ゲーだけだったんですが、ジャンルがどんどん増えました。

好きなカップリングは、王道だったり、マイナーだったりとバラバラだったりします。(ほぼ、主人公至上主義)
バーコード
ブログ内検索
最古記事
お天気情報
Copyright ©  -- 色々な日記 --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Material by White Board

忍者ブログ  /  [PR]