普段の話から、ゲームの話まで、色々あります。
BL話も入る可能性があります。
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書く前に、戦勇。2のDVDが届きました~。
付録の、フォイフォイ&ルドルフ編を読みました。
ぶれないルドルフに笑った(笑)
これは、アルバトロス編も期待しないと!
初回特典で付けてくれると信じる!
んじゃ、SQ版に行ったロスさんの話にいこう。
こっちはロスさん視点です。
書き分けが出来ないよ!
最初に違和感に気づいたのは、オレが目を覚ました時、ベッドの上だった事だ。
ベッドの周りを見渡してみると、隣のベッドには勇者さんが寝ていた。
何かがおかしい…オレが休んだ時は牢屋の中だった。
それは間違いない。
オレは何故ここに居るんだ?
少なからず困惑していると、部屋のドアが開かれた。
そこから入ってきたのはルキ。
三代目魔王で、オレがクレアシオンだと知っている存在。
「アルバさん、ロスさん、おはよー!」
「…ルキ?」
「ふぇ…? あー…ルキちゃん…おはよう」
隣のベッドで寝ていた勇者さんも目覚めたらしい。
「アルバさん、まだ寝てたの? ロスさんはとっくに起きてるよ」
「戦士はいつも早いから…」
「確かに、ロスさんはいつも早いよね」
「ボクだって、そこまで遅く起きるわけじゃないよ」
「でも、私よりは遅いよ?」
「今日は、たまたまだよ!」
勇者さんが居て、ルキも居る。
だが、どこかの宿屋の一室。
オレが居た場所じゃない。
何も話さないオレに気づいたのか、ルキが話しかけてきた。
「あれ? ロスさん、昨日と服が違う」
「本当だ、何で、囚人服なんて着てるの?」
「昨日のオレは、どんな服装でしたか?」
「いつも、寝る時に着る服だけど?」
「囚人服ではなかったんですね?」
「「うん」」
二人が居るわけだから、これは夢か?
それなら、場所が違うのも納得できる。
本当に夢なのかどうか試してみるか。
「……」
「戦士、どうしたんだ?」
「勇者さん、殴らせてください」
「はぁ? いやいや、何でだよ! 嫌に決まってるだろ!」
「いいから殴らせてください!」
オレは、勇者さんのお腹を殴った。
「っ!」
「痛いですか?」
「あ、たり、まえだ、ろう」
「痛いのか…」
「ロスさん、いきなりアルバさんを殴ってどうしたの?」
「ルキ…オレは夢を見ているわけじゃないようだ」
「夢?」
「夢の中なのかどうかの確認をしようと思ってな」
「そうだったんだ」
「ボクで試すなよ!」
「勇者さん、復活早いですね」
「誰かさんに殴られてるから、耐性がついたんだよ」
「オレのおかげですね!」
「くそっ、いい顔しやがって!」
「そんな事より、ロスさん、何で夢だと思ったの? 服が違うのと関係あるの?」
「そんな事よりって、ルキちゃん酷い!」
「ああ、それは、ここがオレの居た所と違っていたからだ」
「違う?」
「オレが寝た時は、牢屋の中だったんだ」
「「?」」
「牢屋の中で寝たはずなのに、起きたらベッドの上だったからな、夢だと思った」
「なるほど…で、ボクをいきなり殴ったのは?」
「勇者さんが痛みを感じれば、それが夢じゃないって事だからです」
「自分を使って試せよ!」
「何で自分で試さないといけないんですか?」
「普通は自分で試すよね!?」
「それは勇者さんの理論であって、オレは違います」
「そう思うのは、ボクだけじゃないと思うよ」
「勇者さん、ちゃんと聞いてましたか?」
「何を?」
「オレは違うと言ったでしょう? 一般論と一緒にしないでください」
「どういう理屈!?」
「さて、勇者さんの事は放っておいて、夢じゃないのなら、考えられる事は一つだな」
「放っておかないで!」
「何か分かったの?」
「ルキちゃんも、そのまま話を進めないで!」
「勇者さん、うるさいです」
オレは、勇者さんの腹をもう一度殴った。
勇者さんはそのまま倒れこむ。
これで大人しくなるだろう。
「話を戻すが、ここが現実なら、本来ここに居るはずのオレと入れ替わったんだろう」
「「ええー!」」
さっき殴ったばかりなのに、もう復活している。
この世界の勇者さんは、オレの知っている勇者さんよりも強いんじゃないのか?
「なら、ボク達の知っている戦士は?」
「…オレの世界に居る可能性が高いですね」
「違う世界とかあるんだね…」
「ボクもビックリだよ…」
こうなると、入れ替わった原因を探るべきだろうな。
昨日までは普通だったはずだ。
別段おかしな事はなかった。
何故入れ替わったんだ?
「えと、今居る戦士は別の世界の戦士なんだよね?」
「そうです」
「そうなると、ボク達も戦士も、初めて会う形だよね?」
「そうなりますね」
「けど、行動はあんまり変わって無かったよ?」
「そうなんだよね…だから…違和感がなかったと言うか…」
「こっちのオレも、あんまり変わりなさそうですね」
「でも、初めて会うのに、普通にボクを殴ってきたよね?」
「向こうでも一緒だったんで、初めての感じがしなかったんですよ」
「違う世界のボクも、される事は変わらないのか…」
「ねえ、ロスさん」
「何だ、ルキ?」
「その世界って、私も居るの?」
「ああ、お前も居るな」
「違う世界でも三人一緒なんだ…何か嬉しいね!」
それを聞くと、落ち込んでいる勇者さんの方に向かっていく。
今聞いた事を話しているんだろう。
その距離感を見ると、オレの世界の二人よりも仲がいい気がする。
そんな二人を眺めていると、勇者さんの方が話しかけてきた。
「戦士は、この後どうするの?」
「どうするとは?」
「元の世界に戻れるまで、ボク達と一緒でいいのかなって思って」
「ああ、なるほど」
一人で行動してもいいが、それは元の世界に戻る機会を失う気がしてくる。
それに、世界が違ったとしても、勇者さんと離れるなんて出来るわけも無い。
「勇者さん達がいいなら、元の世界に戻れるまで一緒に居てもいいですか?」
「ボクは大丈夫だよ」
「私も平気!」
「なら、元の世界に戻るまでの間宜しくお願いします。勇者さん、ルキ」
「「こちらこそ!」」
オレの知っている世界とは違うと気づいた時、困惑したのも事実だ。
いつ、元の世界に戻れるかも分からない。
だとしても、見知った二人と一緒なら大丈夫だろう。
違う世界だとしても、二人は変わらないのだから。
ベッドの周りを見渡してみると、隣のベッドには勇者さんが寝ていた。
何かがおかしい…オレが休んだ時は牢屋の中だった。
それは間違いない。
オレは何故ここに居るんだ?
少なからず困惑していると、部屋のドアが開かれた。
そこから入ってきたのはルキ。
三代目魔王で、オレがクレアシオンだと知っている存在。
「アルバさん、ロスさん、おはよー!」
「…ルキ?」
「ふぇ…? あー…ルキちゃん…おはよう」
隣のベッドで寝ていた勇者さんも目覚めたらしい。
「アルバさん、まだ寝てたの? ロスさんはとっくに起きてるよ」
「戦士はいつも早いから…」
「確かに、ロスさんはいつも早いよね」
「ボクだって、そこまで遅く起きるわけじゃないよ」
「でも、私よりは遅いよ?」
「今日は、たまたまだよ!」
勇者さんが居て、ルキも居る。
だが、どこかの宿屋の一室。
オレが居た場所じゃない。
何も話さないオレに気づいたのか、ルキが話しかけてきた。
「あれ? ロスさん、昨日と服が違う」
「本当だ、何で、囚人服なんて着てるの?」
「昨日のオレは、どんな服装でしたか?」
「いつも、寝る時に着る服だけど?」
「囚人服ではなかったんですね?」
「「うん」」
二人が居るわけだから、これは夢か?
それなら、場所が違うのも納得できる。
本当に夢なのかどうか試してみるか。
「……」
「戦士、どうしたんだ?」
「勇者さん、殴らせてください」
「はぁ? いやいや、何でだよ! 嫌に決まってるだろ!」
「いいから殴らせてください!」
オレは、勇者さんのお腹を殴った。
「っ!」
「痛いですか?」
「あ、たり、まえだ、ろう」
「痛いのか…」
「ロスさん、いきなりアルバさんを殴ってどうしたの?」
「ルキ…オレは夢を見ているわけじゃないようだ」
「夢?」
「夢の中なのかどうかの確認をしようと思ってな」
「そうだったんだ」
「ボクで試すなよ!」
「勇者さん、復活早いですね」
「誰かさんに殴られてるから、耐性がついたんだよ」
「オレのおかげですね!」
「くそっ、いい顔しやがって!」
「そんな事より、ロスさん、何で夢だと思ったの? 服が違うのと関係あるの?」
「そんな事よりって、ルキちゃん酷い!」
「ああ、それは、ここがオレの居た所と違っていたからだ」
「違う?」
「オレが寝た時は、牢屋の中だったんだ」
「「?」」
「牢屋の中で寝たはずなのに、起きたらベッドの上だったからな、夢だと思った」
「なるほど…で、ボクをいきなり殴ったのは?」
「勇者さんが痛みを感じれば、それが夢じゃないって事だからです」
「自分を使って試せよ!」
「何で自分で試さないといけないんですか?」
「普通は自分で試すよね!?」
「それは勇者さんの理論であって、オレは違います」
「そう思うのは、ボクだけじゃないと思うよ」
「勇者さん、ちゃんと聞いてましたか?」
「何を?」
「オレは違うと言ったでしょう? 一般論と一緒にしないでください」
「どういう理屈!?」
「さて、勇者さんの事は放っておいて、夢じゃないのなら、考えられる事は一つだな」
「放っておかないで!」
「何か分かったの?」
「ルキちゃんも、そのまま話を進めないで!」
「勇者さん、うるさいです」
オレは、勇者さんの腹をもう一度殴った。
勇者さんはそのまま倒れこむ。
これで大人しくなるだろう。
「話を戻すが、ここが現実なら、本来ここに居るはずのオレと入れ替わったんだろう」
「「ええー!」」
さっき殴ったばかりなのに、もう復活している。
この世界の勇者さんは、オレの知っている勇者さんよりも強いんじゃないのか?
「なら、ボク達の知っている戦士は?」
「…オレの世界に居る可能性が高いですね」
「違う世界とかあるんだね…」
「ボクもビックリだよ…」
こうなると、入れ替わった原因を探るべきだろうな。
昨日までは普通だったはずだ。
別段おかしな事はなかった。
何故入れ替わったんだ?
「えと、今居る戦士は別の世界の戦士なんだよね?」
「そうです」
「そうなると、ボク達も戦士も、初めて会う形だよね?」
「そうなりますね」
「けど、行動はあんまり変わって無かったよ?」
「そうなんだよね…だから…違和感がなかったと言うか…」
「こっちのオレも、あんまり変わりなさそうですね」
「でも、初めて会うのに、普通にボクを殴ってきたよね?」
「向こうでも一緒だったんで、初めての感じがしなかったんですよ」
「違う世界のボクも、される事は変わらないのか…」
「ねえ、ロスさん」
「何だ、ルキ?」
「その世界って、私も居るの?」
「ああ、お前も居るな」
「違う世界でも三人一緒なんだ…何か嬉しいね!」
それを聞くと、落ち込んでいる勇者さんの方に向かっていく。
今聞いた事を話しているんだろう。
その距離感を見ると、オレの世界の二人よりも仲がいい気がする。
そんな二人を眺めていると、勇者さんの方が話しかけてきた。
「戦士は、この後どうするの?」
「どうするとは?」
「元の世界に戻れるまで、ボク達と一緒でいいのかなって思って」
「ああ、なるほど」
一人で行動してもいいが、それは元の世界に戻る機会を失う気がしてくる。
それに、世界が違ったとしても、勇者さんと離れるなんて出来るわけも無い。
「勇者さん達がいいなら、元の世界に戻れるまで一緒に居てもいいですか?」
「ボクは大丈夫だよ」
「私も平気!」
「なら、元の世界に戻るまでの間宜しくお願いします。勇者さん、ルキ」
「「こちらこそ!」」
オレの知っている世界とは違うと気づいた時、困惑したのも事実だ。
いつ、元の世界に戻れるかも分からない。
だとしても、見知った二人と一緒なら大丈夫だろう。
違う世界だとしても、二人は変わらないのだから。
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