普段の話から、ゲームの話まで、色々あります。
BL話も入る可能性があります。
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また、誰を書いたかは…続きで…
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時計塔バージョンのエース×アリス(時計塔バージョンだけど、ユリウスと想いとかは通じてませんよ、完全に最初からエースが好きなアリスです)
捏造ですから(爽)
無題小話第二弾!
【毒】
「ただいま~」
「お帰りなさい」
「………」
「?いきなり黙り込んでどうしたのよ?」
「いや、新鮮だなって思ってさ」
「はぁ?いきなり意味不明なことを言わないでよ」
「えー、 だってさ、俺は仕事帰りなわけだろう?
しかも、好きでやってる事とはいえ、誉められた仕事じゃない」
「そんな事は知ってるわよ、それがどうかした?」
「そんな仕事をして帰ってきたら、君が笑顔で”お帰りなさい”って言ってくれて、新鮮に思っても仕方ないと思うんだよね」
「あんたが仕事から帰ってきたのだから、言うのは当然の事だと思うんだけど?」
「君が当然だと思っていることも、俺からしてみれば初めてだから、新鮮なんだよ」
「…ユリウスが言うとは思えないし…それを考えたら…確かに…新鮮?」
「ははは、ユリウスが言ったら怖いよな」
「…怖いって言うより…想像できない…」
「大丈夫だよ、俺も想像できないからさ」
ユリウスの性格を考えたら、それは当然なんだけど…やっぱり想像できない。
仏頂面でとはいえ、あのユリウスが、エースに向かって”お帰り”なんて…
怖い…想像したくないわ…
そんな私の考えは、エースの言葉で中断された。
その時のエースは、真面目な顔をしていたから…
「正直な話、君から”お帰り”って言ってもらえた時、嬉しかったよ」
「嬉しかったの?」
「嬉しいに決まってるよ、他の誰よりも、君から言われたんだからさ」
「…だ、だから、そういうことを普通に言わないでよ…」
「はは、そういう顔をするから、言いたくなるんだよ…?」
「…っ!?な、なんで近づいてくるのかしら?」
「…君が…逃げるからかな…?」
「逃げてない、逃げてないから!」
「逃げてないなら、そろそろ捕まえられるはずなんだけど、ね?」
「あはは…不思議な事もあるのね…」
「本当だよなー、何で捕まえられないんだろう?」
「さあ…どうしてかしらね…」
「不思議だよな、けどさ、もう逃げられないよ…?」
エースの言うとおり、後ろに後退したのはいいけど、壁という障害物に阻まれた。
「捕まえた、こんな状態でも、まだ逃げれたら凄いよなー」
「…逃がすつもりないくせに…」
「君って、俺の事が良く分かってるよね」
”もちろん、逃がすつもりなんてないよ”
耳元で囁かれた言葉は、今の私には毒だ。
囁かれるたびに、私の身体に浸透してくる。
本当に毒だ…けれど…それが心地いい…
あー…やっぱり、偽者になってる。
こんな感じになりました。
時計塔バージョンのエース×アリス(時計塔バージョンだけど、ユリウスと想いとかは通じてませんよ、完全に最初からエースが好きなアリスです)
捏造ですから(爽)
無題小話第二弾!
【毒】
「ただいま~」
「お帰りなさい」
「………」
「?いきなり黙り込んでどうしたのよ?」
「いや、新鮮だなって思ってさ」
「はぁ?いきなり意味不明なことを言わないでよ」
「えー、 だってさ、俺は仕事帰りなわけだろう?
しかも、好きでやってる事とはいえ、誉められた仕事じゃない」
「そんな事は知ってるわよ、それがどうかした?」
「そんな仕事をして帰ってきたら、君が笑顔で”お帰りなさい”って言ってくれて、新鮮に思っても仕方ないと思うんだよね」
「あんたが仕事から帰ってきたのだから、言うのは当然の事だと思うんだけど?」
「君が当然だと思っていることも、俺からしてみれば初めてだから、新鮮なんだよ」
「…ユリウスが言うとは思えないし…それを考えたら…確かに…新鮮?」
「ははは、ユリウスが言ったら怖いよな」
「…怖いって言うより…想像できない…」
「大丈夫だよ、俺も想像できないからさ」
ユリウスの性格を考えたら、それは当然なんだけど…やっぱり想像できない。
仏頂面でとはいえ、あのユリウスが、エースに向かって”お帰り”なんて…
怖い…想像したくないわ…
そんな私の考えは、エースの言葉で中断された。
その時のエースは、真面目な顔をしていたから…
「正直な話、君から”お帰り”って言ってもらえた時、嬉しかったよ」
「嬉しかったの?」
「嬉しいに決まってるよ、他の誰よりも、君から言われたんだからさ」
「…だ、だから、そういうことを普通に言わないでよ…」
「はは、そういう顔をするから、言いたくなるんだよ…?」
「…っ!?な、なんで近づいてくるのかしら?」
「…君が…逃げるからかな…?」
「逃げてない、逃げてないから!」
「逃げてないなら、そろそろ捕まえられるはずなんだけど、ね?」
「あはは…不思議な事もあるのね…」
「本当だよなー、何で捕まえられないんだろう?」
「さあ…どうしてかしらね…」
「不思議だよな、けどさ、もう逃げられないよ…?」
エースの言うとおり、後ろに後退したのはいいけど、壁という障害物に阻まれた。
「捕まえた、こんな状態でも、まだ逃げれたら凄いよなー」
「…逃がすつもりないくせに…」
「君って、俺の事が良く分かってるよね」
”もちろん、逃がすつもりなんてないよ”
耳元で囁かれた言葉は、今の私には毒だ。
囁かれるたびに、私の身体に浸透してくる。
本当に毒だ…けれど…それが心地いい…
あー…やっぱり、偽者になってる。
こんな感じになりました。
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