普段の話から、ゲームの話まで、色々あります。
BL話も入る可能性があります。
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ープ設定ではあるけれど、今まで書いたのとは全然違う話。
カップリングものではない。
何となく思いついたので、書いてみたくなった。
ギャグ。
ちなみに、本編まるっと無視。
カップリングものではない。
何となく思いついたので、書いてみたくなった。
ギャグ。
ちなみに、本編まるっと無視。
【いつもと同じじゃつまらない】
「足立さん!」
「そんなに大きな声を出さなくても聞こえてる、よ」
そう言いながら振り向いた足立さんは、変な顔をしていた。
変というか、驚愕の表情と言っていい。
「…何の真似?」
「どういう意味ですか?」
「どういうって…君達のその格好の事だよ!」
俺達の格好…。
「何かおかしな所あるか?」
「あるだろうな…」
「クマはおかしな所ないと思うクマよ?」
「僕は何とも言えません…」
「違和感感じているなら、そんな格好しない!」
「いや、鳴上の決めた事だから…」
「先輩が決めた事なので…」
「足立さん…」
「何!」
「俺達の格好なんて気にしないでください。特に変な所はありません!」
「男三人女装で、唯一の紅一点は鼻眼鏡装備がおかしくないから教えてほしい所だよ!」
「……」
「そもそも、何でそんな格好で僕の所に来たの!」
「そんなの…」
「何?」
「いつもと同じじゃつまらないからに決まってるじゃないですか!」
「いつもって、今回が初めてだよ!」
「…そう言われればそうですね」
記憶あるの俺だけなんだから、言われても分からないよな。
失敗、失敗。
「とにかく、そんな格好した状態での君達と戦うの、僕ゴメンだからね。待っててあげるから、着替えてきなよ」
「いえ、このままで戦いましょう!」
「嫌だって言ってるんだよ!」
「何でですか!」
「仮に戦って、そんな格好したガキ共に負けたなんて恥なんだよ!」
「見ているのは俺達だけですよ!」
「だからどうした!」
これ駄目だ。
別に格好なんて気にする必要ないと思うんだが…。
「鳴上」
「何だ、陽介?」
「着てる俺が言うのもなんだが、俺が足立さんの立場だったら同じ事言うと思う」
「陽介…お前までそんな事を…」
「クマはいいとして、俺は駄目だろ?」
「似合ってると思うが?」
「似合ってると言われても嬉しくねぇ!」
「まあ、あくまでネタとしてだから、今回はこれで戦おう」
「当人は戦い放棄してるぞ」
「ちょ、足立さん、真面目に戦ってくださいよ!」
「君達がまともな格好をすればね」
「無理です!」
「なら、僕も戦わない」
困った…。これだと話が進まない。
仕方ないから着替えるかと思った時、陽介が意味の分からない事を言い始めた。
「というか、鳴上はもっと上手く出来たんじゃないか?」
「いきなりなんだ」
「天城が担当したからそうなったけど、担当したのが直斗だったら違ってたんじゃないか?」
「だから、何の話だ?」
「女装した姿の事だよ」
「先生は、今の姿でも充分似合ってると思うクマよ?」
「俺はこれでいいと思ってるが…」
「いや、もっと可愛く出来たはず!」
「それを言われて、僕はどうしたらいいんですか?」
「この戦いが終わったら、直斗でプロデュースしてみるのも面白そうじゃねぇ?」
「陽介、女装っていうのは似合ってないから面白いのであって、似合ってたらネタにならないだろ」
「…それもそうだな」
「話が纏まった所で、さあ、勝負!って、寝ないでくださいよ!」
「ああ、あまりにも長くて、で、話し終わった?」
「終わりました。戦いましょう!」
「もう、戦わなくてもいいんじゃないの?」
「戦わないなら、大人しく捕まってください」
「それも嫌だ」
じゃあ、どっちがいいんだ。
そんなやり取りを続け、結局は俺達がちゃんと着替える事で納得した。
たまには、違うのも面白いと思っただけだったのにな…。
まあ、最終的には俺達が勝ったのは言うまでも無い。
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