普段の話から、ゲームの話まで、色々あります。
BL話も入る可能性があります。
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文章の色が違うのは、そのままコピペしているからなんですけどね。
八十稲羽に着いて、テンプレ通りの挨拶をした。
少し違っていたのは、叔父さんも最初から女だったと思わせる事を言ったからだ。
どうも、何度も巡る内に、俺が女の生で産まれてきた世界になったらしい。
といっても、作ったのは一人しか居ないだろう。
何のために、女にしたのだろうか?
それは、本人に直接聞けばいい事だ。
どうせ、この後に会うのだから。
ガソリンスタンドに着いた時、店員が話しかけてきた。
俺は、この店員が何なのか知っている。
だから、問いかけた。
「何で、俺を女に?」
「たまには、違う性別の君を見るのも楽しいかと思ってね」
「今も変わらず、俺はあなたの手の平で動かされているんだな」
「性別が違えば、何度も繰り返してきた時間がまた違く見えてくるだろうね」
「…元に戻すつもりはないんだろう?」
「今回は、それで過ごすといい。もしかしたら、想い人と結ばれる事が出来るかもしれないね」
「…だといいけど」
「さあ、始めよう」
イザナミが手を差し出してきた。
俺もその手を握り返す。
「楽しい時間を過ごすといい」
それだけ言うと、イザナミは俺の前から消えた。
叔父さんと菜々子が戻ってきたからだ。
さて、性別の違う一年を始めよう。
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