普段の話から、ゲームの話まで、色々あります。
BL話も入る可能性があります。
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ここまで書いたの、本当に久しぶりだったんですよね。
好きではありましたけれど、書いたのは、実は…初めてなので、グダグダ感が否めないですけどね。
今は、違うゲームに行ってしまっているので、今回で最後の可能性がないとも言い切れませんけどね。
好きではありましたけれど、書いたのは、実は…初めてなので、グダグダ感が否めないですけどね。
今は、違うゲームに行ってしまっているので、今回で最後の可能性がないとも言い切れませんけどね。
夏の日の出来事~陽介~】
今日のこいつはどうしたんだ?
いつもより変だよな?
何か、挙動不審というか…前回の俺みたいな感じ?
「やっぱり、俺と二人って言うのがネックか?」
「そんな事はない」
「けどな…お前、さっきからおかしいぞ…」
何か、縁起でもない事も言ってたしな。
さっきまでは普通だったはずなんだけどな…。
「ああ…いや…なんて言えばいいか…」
「どうした?」
「やっぱり、陽介にだけは言っておこうと思う」
「悩んでいる事があるなら、聞くぞ」
「悩んでいるって言うか…」
こいつにしては言いよどんでるな…珍しい。
結構はっきり言う奴なのに。
「さっき…俺の言った言葉に対して、縁起でもないって言っただろう?」
「ああ、確かに言ったな」
「あの言葉…あながち冗談でもないんだ…」
「は?」
「…その…俺がこの町に居られるのは…一年だけだから…」
今、何て言った?
一年だけ?
「元々は、俺の両親が海外に行っていて、それで…その間、叔父さんの所で世話になっているんだ」
「じゃあ…こうして俺達と一緒に居られるのって…2年の間だけって事か?」
「ああ…そうなる」
「そんな話聞いてねぇぞ!」
「まだ、戦いは終わってないけれど…多分…それが収束した時、俺は…」
「何で、今まで黙ってた…」
「黙っているって言うか…俺も忘れてたから…」
「忘れてたって…」
「皆と一緒に過ごすのが楽しくて、このまま居られるんじゃないかと勘違いしてたんだ」
「………」
「いずれ知られることなら、今…陽介にだけは言っておこうと思ったんだ」
”俺にとっては、一番の親友だから”と笑いながら言うこいつ。
それを黙ってなければいけない俺はどうすればいい?
そうじゃない、お前を好きな俺の気持ちは…何処のおけばいい。
「他の人たちには内緒にしておいてほしい」
「それは…お前…」
「頼む、陽介…お前だから言ったんだ…」
「ちゃんと…最後には言うんだよな?」
「それは、約束する」
「それなら仕方ねぇな、刻が来るまでは黙っておいてやる」
「ありがとう、陽介」
何で、これくらいでそんないい笑顔するんだよ。
もう…近くでこいつの笑った顔も見れなくなる?
それは…後…どれくらいだ?
「陽介?」
「…何でもねぇ…」
いっそのこと…言っておくべきか…。
このまま言わずに後悔するよりは…。
けどな、”親友”じゃあなくなるよな…。
「なあ…」
「どうした?」
「…いや…やっぱ…いいや」
「?」
あの時に決めたじゃねえか。
”親友”のままでいようって…。
それを、俺が覆してどうする!
居なくなる…んだ…よな…。
もう…会えなくなる…。
暗い考えは捨てよう。
今は、楽しむ事だけを考えておくべきだよな。
離れていくなら尚更…。
「少し休めた所で、出かけるか」
「そうだな」
こうして過ごせるのが…あと少しだとしても…。
俺は…。
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