普段の話から、ゲームの話まで、色々あります。
BL話も入る可能性があります。
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また、違う話。
設定的には、仲間達は…一年しか居られないって言うのを知らないって形になります。
いずれは、言うと思いますけどね。
設定的には、仲間達は…一年しか居られないって言うのを知らないって形になります。
いずれは、言うと思いますけどね。
夏の日の出来事】
「今日も暑いな」
「夏だからね」
「こんな風に暑い日は、泳ぎにいきたいよな…」
「それなら、皆を誘ってみるか?」
「それ、いい考えだな!」
「じゃあ、電話してみよう」
~電話した後~
「全員が全滅ってどうよ…」
「約束をしていたわけじゃないからね…」
「そうだよなぁ…」
「どうする、今日は解散にしようか?」
「せっかく来たんだから、出かけようぜ」
「俺は構わないけど、陽介はそれでいいのか?」
「別に、二人だけで出かけるの初めてって訳じゃないだろう」
「それはそうだが…」
この頃は、二人で出かける事ってなかったから…。
大丈夫かな、俺。
余計な事とか言ったらどうしようか…。
「…お前は、俺と二人じゃ嫌なのか?」
「そんな事はない…が…」
迷っている時点で、おかしいと思われてないか、俺?
こんな感情に気づかなければ、最初の時のように、ただ出かけるだけですんだのに…。
「歯切れ悪いな…」
「ごめん、大丈夫、出かけよう」
「まっ、気持ちは分からなくないけどな」
「?」
「男二人だけだと不毛だし」
「それは…たしかにね…」
違う。
俺は、陽介が居るだけでいい…けど、それを言う事は出来ない。
「んじゃ、出かけようぜ」
「ああ、行こう」
それに…元々、1年だけの約束だ。
俺が、この町に居られるのは1年。
それを過ぎたら、俺は、元の町に帰る。
もし、万が一にもありえないけれど、想いが通じたとしても…俺は…。
「どうした?」
「何でもない…」
何で、その事を忘れていたんだろうか。
ここで過ごしていくうちに、このまま居られるんじゃないかと勘違いしていた。
「何でもないって顔して無いぞ」
「…いや…いつまで過ごせるんだろうかと思って…」
「縁起でもないこと言うな」
「縁起でもっていうか…」
「まあ、いいや、ちょっと待ってろ」
そう言って、陽介は何処かに出かけた。
怒らせたかな…。
そんな事を思いながら、待っていたら、陽介が帰ってきた。
「ほれ、飲み物だ」
「これを買いに?」
「暑いから、変な事を考えんだよ」
「あ、ありがとう…」
陽介が買ってきたジュースを開けると、そのまま飲む。
「喉が潤う…」
「だろ? こういうときは、ちゃんと水分を補給しないとな」
俺は、こういう所を好きになったんだろうな。
自分でも気づかないうちに、笑っていたのだろう、そんな俺を見て、陽介が言った。
「やっと笑ったな」
俺は、そんなに笑ってなかっただろうか?
暗い考えになっていたことは否定しないけど…。
「お前、途中から凄い顔になってたぞ」
「…どんな顔だよ」
「この世の全ての終わりみたいな顔?」
「なんだそれ」
俺は、その言葉を聞いて、笑わずにはいられなかった。
笑いながらも考える。
元の町に帰るにしても、まだ先だ。
それなら、今この時を楽しもう。
陽介だけじゃなく、皆との思い出をいっぱい作ろう。
それは、きっと俺にとって、かけがえのない物になるから。
「今日も暑いな」
「夏だからね」
「こんな風に暑い日は、泳ぎにいきたいよな…」
「それなら、皆を誘ってみるか?」
「それ、いい考えだな!」
「じゃあ、電話してみよう」
~電話した後~
「全員が全滅ってどうよ…」
「約束をしていたわけじゃないからね…」
「そうだよなぁ…」
「どうする、今日は解散にしようか?」
「せっかく来たんだから、出かけようぜ」
「俺は構わないけど、陽介はそれでいいのか?」
「別に、二人だけで出かけるの初めてって訳じゃないだろう」
「それはそうだが…」
この頃は、二人で出かける事ってなかったから…。
大丈夫かな、俺。
余計な事とか言ったらどうしようか…。
「…お前は、俺と二人じゃ嫌なのか?」
「そんな事はない…が…」
迷っている時点で、おかしいと思われてないか、俺?
こんな感情に気づかなければ、最初の時のように、ただ出かけるだけですんだのに…。
「歯切れ悪いな…」
「ごめん、大丈夫、出かけよう」
「まっ、気持ちは分からなくないけどな」
「?」
「男二人だけだと不毛だし」
「それは…たしかにね…」
違う。
俺は、陽介が居るだけでいい…けど、それを言う事は出来ない。
「んじゃ、出かけようぜ」
「ああ、行こう」
それに…元々、1年だけの約束だ。
俺が、この町に居られるのは1年。
それを過ぎたら、俺は、元の町に帰る。
もし、万が一にもありえないけれど、想いが通じたとしても…俺は…。
「どうした?」
「何でもない…」
何で、その事を忘れていたんだろうか。
ここで過ごしていくうちに、このまま居られるんじゃないかと勘違いしていた。
「何でもないって顔して無いぞ」
「…いや…いつまで過ごせるんだろうかと思って…」
「縁起でもないこと言うな」
「縁起でもっていうか…」
「まあ、いいや、ちょっと待ってろ」
そう言って、陽介は何処かに出かけた。
怒らせたかな…。
そんな事を思いながら、待っていたら、陽介が帰ってきた。
「ほれ、飲み物だ」
「これを買いに?」
「暑いから、変な事を考えんだよ」
「あ、ありがとう…」
陽介が買ってきたジュースを開けると、そのまま飲む。
「喉が潤う…」
「だろ? こういうときは、ちゃんと水分を補給しないとな」
俺は、こういう所を好きになったんだろうな。
自分でも気づかないうちに、笑っていたのだろう、そんな俺を見て、陽介が言った。
「やっと笑ったな」
俺は、そんなに笑ってなかっただろうか?
暗い考えになっていたことは否定しないけど…。
「お前、途中から凄い顔になってたぞ」
「…どんな顔だよ」
「この世の全ての終わりみたいな顔?」
「なんだそれ」
俺は、その言葉を聞いて、笑わずにはいられなかった。
笑いながらも考える。
元の町に帰るにしても、まだ先だ。
それなら、今この時を楽しもう。
陽介だけじゃなく、皆との思い出をいっぱい作ろう。
それは、きっと俺にとって、かけがえのない物になるから。
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