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アヴァロンコードの話をちょこちょこ書いておこうと思います。

ウル×ティアがメインなんですけどね。
今まで書いたのって、ウル視点が多かったので、次は違う視点から書いてみたいですね。
書けるかどうかは別としてですが(笑)

ですので、また小話~。
______________________

【他の人を見ないでください】


枷が外れて、ティアと恋人同士になってから数日経ちました。
私は、他の人間に見えないと言うハンデがあります。
だからこそ、心が狭いと分かっていても…ティアには…。

「ウル…何か…機嫌が悪い?」

「そんな事はありませんよ」

「でも…」

「本当に悪くはありません」

”だから、安心してください”とティアに言いました。
少し納得がいっていないようでしたが、それ以上は聞いてはきませんでした。
暫くの沈黙の後、私は、彼女の名前を呼びました。

「ティア」

私は、彼女の名前を呼んだ後、そのまま引き寄せました。
少し驚いていましたが、そのままの状態にされてました。
私の手の中に居るティア。
今、この時だけは…私だけのティア。
一歩、この家から出れば…私だけのではなくなる。

「…ほか…」

「ウル?」

私は、何を言おうとしたのでしょう。

「なんでも…ありません」

「…気になる事があるなら…言って?」

「ティア…私は…」

彼女は聡い。
私も駄目ですね。

「ウル…」

「私は、心が狭いのかもしれません」

「どうして?」

「他の人間と仲良くしているティアを見ているのが辛いのです」

「……」

「あなたは優しいですから、人間達と仲良くしないということはしません」

”私にとっては…それが…”

「…私が好きなのは、ウルだけ」

「分かってます、ですから、私の我侭なんですよ」

”あなたに、他の人を見てもらいたくない”
これは、本来なら言ってはいけない言葉。
こんな私を、あなたは好きで居てくれますか?

「私は、嬉しい…」

「…ティア」

「嬉しいけど、私は…」

その言葉を言わせないかのように、彼女に掠めるようなキスをする。
分かっていても聞きたくない言葉もあります。

「知っています…だから、私と二人の時は…私だけを見ていてください」

「うん…」

このまま刻が止まれば…私だけのティアで居てくれるのでしょうね。
そんな事はありえないでしょうが…。
誰かを愛しいと思うのは、辛いものですね…。

______________________

暗いな…。
おかしいな…甘いのを書く予定だったような…。
書いてたら、何かおかしくなったぞ?
何で、こうなるんだろう…。

リベンジ頑張ろうかな。
この話を書いていると、他の三精霊はどうなんだろうと言われそうですね。
けど、栞に居るときは、話は聞こえてなさそうですしね。
勝手に出てくる時はありますけれど、ティアがウルと二人の時は、邪魔しないようにしているですよ、きっと。
というか、そう思うことにします。
レンポだけは邪魔しそうですが(笑)

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牧場物語、乙女ゲー、一般ゲームをメインに活動しています。
最初は、乙女ゲーだけだったんですが、ジャンルがどんどん増えました。

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