普段の話から、ゲームの話まで、色々あります。
BL話も入る可能性があります。
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一度完結させている話の途中から、新しい展開をつけるわけですしね。
どの場面から持っていけばいいのかと迷っております。
迷いに迷った末、旅をしている理由を話した後からつなげてみようと思います。
何の話かと言うと、クレアシオンとレッドフォックスの話です。
友情から恋愛に持っていくのって大変だと思った。
というより、クレアシオンがそういう感情を持つかという心配があるんですよね。
まあ、アルバさん相手ならあるかもという妄想をこめて、書こうと思います。
ちなみに、1章時点で、ロスさんと肉体関係がある状態となっております。
チャットで、ネタをもらいました~。
恋人同士にしておくべきか、それとも、お互いが好きだと伝えてない状態で、肉体関係だけある方がいいのか。
どっちにするべきかと迷って、結局書いてから決めようと思いました。
難しい事を考えるのは、私には合わないので(笑)
どの場面から持っていけばいいのかと迷っております。
迷いに迷った末、旅をしている理由を話した後からつなげてみようと思います。
何の話かと言うと、クレアシオンとレッドフォックスの話です。
友情から恋愛に持っていくのって大変だと思った。
というより、クレアシオンがそういう感情を持つかという心配があるんですよね。
まあ、アルバさん相手ならあるかもという妄想をこめて、書こうと思います。
ちなみに、1章時点で、ロスさんと肉体関係がある状態となっております。
チャットで、ネタをもらいました~。
恋人同士にしておくべきか、それとも、お互いが好きだと伝えてない状態で、肉体関係だけある方がいいのか。
どっちにするべきかと迷って、結局書いてから決めようと思いました。
難しい事を考えるのは、私には合わないので(笑)
昨日の野宿の後から、クレアシオンがあんまりボクに話しかけてくれなくなった。
まあ、普段から話してくれる事の方が少なかったけれどね。
ボクが聞いた事は、そこまでされるものだったのだろうか?
気まずい雰囲気のまま、とある町に辿りついた。
今回も、そのまま通り過ぎるのかと思っていたんだけど、違うらしい。
「今日は、ここに泊まるぞ」
「珍しいね?」
「たまにはいいだろ…」
「クレアシオンがいいなら、ボクは構わないよ」
ボクの返事を聞くと、さっさと歩いて行ってしまった。
その後を、急いで追いかける。
前の状態に戻りたいけど、難しそうだな…。
宿屋の中に入ると、受付を済ませたクレアシオンが待っていた。
「部屋取れた?」
「ツインだけどな」
「空いてて良かったよね」
場所によっては、満室の時もあるからね。
「本当は、シングルが取れれば良かったんだが…」
シングルが良かったって事は…別の意味で考えると、ボクと一緒に過ごすのが嫌だって事だよね?
そこまで嫌われたなんて…ショックだな…。
そんな事を思いながら、取った部屋に着いた。
部屋に入ってから、気になっている事を聞いてみた。
「…クレアシオン」
「何だ?」
「何で、急に態度が変わったの?」
「特に変わってないだろう」
「変わってるよ」
「気のせいだ」
淡々と答えている。
これは、これ以上聞いても、返答は変わらなさそうだ。
仲良くなってきたと思っていたんだけどな…。
ため息をつくと、自分の荷物をベッドの脇に降ろす。
嫌われたなら、一緒に旅をするだけで嫌な気持ちにさせるよね。
そろそろ、戻る方法を一人で探した方がいいのかも。
あんまり迷惑もかけられないし。
一人で何とか出来るって言うのは、ここに来る道中で見せられただろうし。
「あの…」
「…?」
「…ボク、明日から一人で旅に出ようと思うんだけど?」
「何故?」
「いや、クレアシオン、あんまりボクと一緒に居たくないみたいだし…」
「そんな事を言った覚えはないが?」
「直接は言ってないけど、態度が言ってるよ」
ボクとしては予想外だった。
”その方がいい”みたいな事を言われるかと思ったのに、全く違う返答が返ってきたから。
「……」
「一人で旅をしても大丈夫って事は、実際に見せられただろうし」
「駄目だ」
「何で?」
”何で?”と聞かれたとき、オレも分からなかった。
自分から距離をおこうとしていたはずなのにだ。
レッドフォックスの方から言ってきたのだから、その言葉に甘えればいいはずだ。
それなのに、オレが発した言葉は、それとは逆に、こいつを引き止めていた。
こうなる前に、もっと早く離れておくべきだった。
今更言っても遅いんだろうが…。
「クレアシオン?」
「オレは…」
何を言うつもりなんだ?
レッドフォックスにも助けたい奴がいて、オレにもいる。
こいつは、この時代の人間でもない。
最初は信じていなかったが、一緒に旅をするうちに、言っている事が本当なのだと思い始めた。
いつか居なくなる。
オレから離れていく。
それが分かっていて、何を…。
「どうして、そんなに辛そうな顔をしているの…?」
「オレが…?」
ボクが見たいと思ったのは、こんな顔じゃない。
一緒に旅をしている間、笑った顔が見れたらと思っていた。
でも、ボクが見ているのは、それとは違う。
もし、ボクが居る事で、こんな顔をさせているのなら、やっぱり別々に行動した方がいいのかもしれない。
この人が好きだからこそ、こんな顔させたくない。
いつか出会う、ボクにとって大切な人だから。
「…ボク、どこか違う所に行くよ」
「だから、どうしてそうなる」
「…あんまり、ボクの顔見たくないかなと思って」
今の時間なら、まだ夜にはなってないし、町の外に出られると思う。
野宿になるけど、クレアシオンに、あんな顔をさせるよりはいいよね。
自分の荷物を持って、部屋の外に出ようとした時、急に腕を引っ張られた。
「え、わっ!」
いきなりの事だったので、バランスを取る事が出来ず、ベッドに倒れこんでしまった。
起き上がろうとしたけれど、それは出来なかった。
倒れこんだボクを押さえつけてる人が居るから。
「…クレアシオン?」
オレは何をしている?
何がしたい?
レッドフォックスが居なくなるのかと思ったら、身体が勝手に動いていた。
ああ、そうか…。
オレは、こいつに惹かれている。
距離をおこうとしても、いざそうなると、出来ない。
本当の名前すら知らないのに。
最初に出会った時は全く興味がなかった。
今は、それを知りたくても、聞くことすら出来ない。
クレアシオンと呼ばれるたびに、オレの本当の名前で呼んでほしいと思ってしまう。
気づくべきじゃなかった…。
気づかなければ、こんな思いをする事はなかった。
「勝手に決め付けるな!」
「っ!?」
「オレが、お前の顔を見るのが嫌だと言ったか?」
「だ、だから、直接は言ってないけど…」
「距離をおこうとしたのは、確かにオレからだ。 だからといって、何で、顔が見たくないになるんだ!」
「きゅ、急に態度を変えられたら、そう思っても仕方ないじゃないか!」
「!?」
一人で過ごすのが長かった分、相手の事を気にするなんて事が出来てなかった。
普通に考えればそうだ。
相手からすれば、嫌われたと思われても仕方ない。
「だったら、どうすればいい! いつか、お前は元の時代に戻るんだろ?」
「戻るよ」
「そうだろ? …だから、距離をおこうと思っていたのに、お前が…」
今度は泣きそうな顔になっていた。
そうじゃない、ボクは…。
「そんな顔しないでよ…」
「……」
「…たとえ、離れたとしても、ボク達はもう一度会えるよ?」
「何の根拠があって、そんな事が言える?」
「今は言えないけど、間違いなく出会える」
「はっ、何だそれは」
「ごめん、今のボクには、それしか言えない」
こんな返答しか出来ない自分が嫌になる。
言えるものなら、本当の事を言いたい。
でも、それを言ってしまえば、ボクは、この人に出会えなくなる気がする。
「…離れたとしても、もう一度出会えると言うなら…」
「言うなら?」
「このまま、オレに抱かれてくれるか?」
「……え?」
抱かれてくれるかって…ボクは顔が真っ赤になるのが分かった。
な、な、クレアシオンがボクを抱く!?
どうして、そうなるの!?
勿論、抱かれるのは初めてじゃない。
ボクは、ロスと恋人同士だし、そういう事も何度かしている。
だけど、それは、元の時代の話であって、この過去ではありえないだろ!?
本人だけど、ここにいるのは、違う人であって…。
「…離れたとしても、お前が居たという証がほしい」
「ク、クレア、シオン…」
「今だけは…シオンだけでいい…」
「…シオン?」
「ああ…この時だけはそれで呼んでくれ」
そう言って笑った顔は、ボクが見たいと思っていた顔。
ボクは、この笑い方に勝てた事がない。
こんなのは駄目だと、心で分かっていたとしても、ボクは、クレアシオンを抱きしめていた。
「…初めて、笑った顔見せてくれたね」
ボクも、クレアシオンに対して笑顔を見せる。
それだけで分かってくれただろうか?
「…根負けしたんだろう」
ボクは、クレアシオンに与えられる快楽に身を委ねる。
この行為が、本当に証になるのかは分からない。
ただ、また、出会えるのだと信じてくれるだけで、ボクは頑張れる気がする。
そう思うのは、ボクだけじゃないといいな。
おまけ
オレの腕の中で、眠っているレッドフォックスを見る。
こいつが助けたいと言っていた相手、大切な人だと言っていた。
多分、恋人なんだろう。
抱いてみて分かった事は、初めてではない事。
知らない相手に嫉妬するなんて馬鹿げている。
そう思っていても、もう一度出会えた時、その相手の隣に居るのかと思うとイラつく自分がいる。
離したくない…。
大切な奴なんて作るつもりはなかったのに…。
また、出会えた時、お前はオレを選んでくれるか?
…オレは、何を考えている。
選んでくれるかじゃない、手放せないなら、奪い取るだけだ。
オレは、お前を諦めるつもりなんてないからな。
まあ、普段から話してくれる事の方が少なかったけれどね。
ボクが聞いた事は、そこまでされるものだったのだろうか?
気まずい雰囲気のまま、とある町に辿りついた。
今回も、そのまま通り過ぎるのかと思っていたんだけど、違うらしい。
「今日は、ここに泊まるぞ」
「珍しいね?」
「たまにはいいだろ…」
「クレアシオンがいいなら、ボクは構わないよ」
ボクの返事を聞くと、さっさと歩いて行ってしまった。
その後を、急いで追いかける。
前の状態に戻りたいけど、難しそうだな…。
宿屋の中に入ると、受付を済ませたクレアシオンが待っていた。
「部屋取れた?」
「ツインだけどな」
「空いてて良かったよね」
場所によっては、満室の時もあるからね。
「本当は、シングルが取れれば良かったんだが…」
シングルが良かったって事は…別の意味で考えると、ボクと一緒に過ごすのが嫌だって事だよね?
そこまで嫌われたなんて…ショックだな…。
そんな事を思いながら、取った部屋に着いた。
部屋に入ってから、気になっている事を聞いてみた。
「…クレアシオン」
「何だ?」
「何で、急に態度が変わったの?」
「特に変わってないだろう」
「変わってるよ」
「気のせいだ」
淡々と答えている。
これは、これ以上聞いても、返答は変わらなさそうだ。
仲良くなってきたと思っていたんだけどな…。
ため息をつくと、自分の荷物をベッドの脇に降ろす。
嫌われたなら、一緒に旅をするだけで嫌な気持ちにさせるよね。
そろそろ、戻る方法を一人で探した方がいいのかも。
あんまり迷惑もかけられないし。
一人で何とか出来るって言うのは、ここに来る道中で見せられただろうし。
「あの…」
「…?」
「…ボク、明日から一人で旅に出ようと思うんだけど?」
「何故?」
「いや、クレアシオン、あんまりボクと一緒に居たくないみたいだし…」
「そんな事を言った覚えはないが?」
「直接は言ってないけど、態度が言ってるよ」
ボクとしては予想外だった。
”その方がいい”みたいな事を言われるかと思ったのに、全く違う返答が返ってきたから。
「……」
「一人で旅をしても大丈夫って事は、実際に見せられただろうし」
「駄目だ」
「何で?」
”何で?”と聞かれたとき、オレも分からなかった。
自分から距離をおこうとしていたはずなのにだ。
レッドフォックスの方から言ってきたのだから、その言葉に甘えればいいはずだ。
それなのに、オレが発した言葉は、それとは逆に、こいつを引き止めていた。
こうなる前に、もっと早く離れておくべきだった。
今更言っても遅いんだろうが…。
「クレアシオン?」
「オレは…」
何を言うつもりなんだ?
レッドフォックスにも助けたい奴がいて、オレにもいる。
こいつは、この時代の人間でもない。
最初は信じていなかったが、一緒に旅をするうちに、言っている事が本当なのだと思い始めた。
いつか居なくなる。
オレから離れていく。
それが分かっていて、何を…。
「どうして、そんなに辛そうな顔をしているの…?」
「オレが…?」
ボクが見たいと思ったのは、こんな顔じゃない。
一緒に旅をしている間、笑った顔が見れたらと思っていた。
でも、ボクが見ているのは、それとは違う。
もし、ボクが居る事で、こんな顔をさせているのなら、やっぱり別々に行動した方がいいのかもしれない。
この人が好きだからこそ、こんな顔させたくない。
いつか出会う、ボクにとって大切な人だから。
「…ボク、どこか違う所に行くよ」
「だから、どうしてそうなる」
「…あんまり、ボクの顔見たくないかなと思って」
今の時間なら、まだ夜にはなってないし、町の外に出られると思う。
野宿になるけど、クレアシオンに、あんな顔をさせるよりはいいよね。
自分の荷物を持って、部屋の外に出ようとした時、急に腕を引っ張られた。
「え、わっ!」
いきなりの事だったので、バランスを取る事が出来ず、ベッドに倒れこんでしまった。
起き上がろうとしたけれど、それは出来なかった。
倒れこんだボクを押さえつけてる人が居るから。
「…クレアシオン?」
オレは何をしている?
何がしたい?
レッドフォックスが居なくなるのかと思ったら、身体が勝手に動いていた。
ああ、そうか…。
オレは、こいつに惹かれている。
距離をおこうとしても、いざそうなると、出来ない。
本当の名前すら知らないのに。
最初に出会った時は全く興味がなかった。
今は、それを知りたくても、聞くことすら出来ない。
クレアシオンと呼ばれるたびに、オレの本当の名前で呼んでほしいと思ってしまう。
気づくべきじゃなかった…。
気づかなければ、こんな思いをする事はなかった。
「勝手に決め付けるな!」
「っ!?」
「オレが、お前の顔を見るのが嫌だと言ったか?」
「だ、だから、直接は言ってないけど…」
「距離をおこうとしたのは、確かにオレからだ。 だからといって、何で、顔が見たくないになるんだ!」
「きゅ、急に態度を変えられたら、そう思っても仕方ないじゃないか!」
「!?」
一人で過ごすのが長かった分、相手の事を気にするなんて事が出来てなかった。
普通に考えればそうだ。
相手からすれば、嫌われたと思われても仕方ない。
「だったら、どうすればいい! いつか、お前は元の時代に戻るんだろ?」
「戻るよ」
「そうだろ? …だから、距離をおこうと思っていたのに、お前が…」
今度は泣きそうな顔になっていた。
そうじゃない、ボクは…。
「そんな顔しないでよ…」
「……」
「…たとえ、離れたとしても、ボク達はもう一度会えるよ?」
「何の根拠があって、そんな事が言える?」
「今は言えないけど、間違いなく出会える」
「はっ、何だそれは」
「ごめん、今のボクには、それしか言えない」
こんな返答しか出来ない自分が嫌になる。
言えるものなら、本当の事を言いたい。
でも、それを言ってしまえば、ボクは、この人に出会えなくなる気がする。
「…離れたとしても、もう一度出会えると言うなら…」
「言うなら?」
「このまま、オレに抱かれてくれるか?」
「……え?」
抱かれてくれるかって…ボクは顔が真っ赤になるのが分かった。
な、な、クレアシオンがボクを抱く!?
どうして、そうなるの!?
勿論、抱かれるのは初めてじゃない。
ボクは、ロスと恋人同士だし、そういう事も何度かしている。
だけど、それは、元の時代の話であって、この過去ではありえないだろ!?
本人だけど、ここにいるのは、違う人であって…。
「…離れたとしても、お前が居たという証がほしい」
「ク、クレア、シオン…」
「今だけは…シオンだけでいい…」
「…シオン?」
「ああ…この時だけはそれで呼んでくれ」
そう言って笑った顔は、ボクが見たいと思っていた顔。
ボクは、この笑い方に勝てた事がない。
こんなのは駄目だと、心で分かっていたとしても、ボクは、クレアシオンを抱きしめていた。
「…初めて、笑った顔見せてくれたね」
ボクも、クレアシオンに対して笑顔を見せる。
それだけで分かってくれただろうか?
「…根負けしたんだろう」
ボクは、クレアシオンに与えられる快楽に身を委ねる。
この行為が、本当に証になるのかは分からない。
ただ、また、出会えるのだと信じてくれるだけで、ボクは頑張れる気がする。
そう思うのは、ボクだけじゃないといいな。
おまけ
オレの腕の中で、眠っているレッドフォックスを見る。
こいつが助けたいと言っていた相手、大切な人だと言っていた。
多分、恋人なんだろう。
抱いてみて分かった事は、初めてではない事。
知らない相手に嫉妬するなんて馬鹿げている。
そう思っていても、もう一度出会えた時、その相手の隣に居るのかと思うとイラつく自分がいる。
離したくない…。
大切な奴なんて作るつもりはなかったのに…。
また、出会えた時、お前はオレを選んでくれるか?
…オレは、何を考えている。
選んでくれるかじゃない、手放せないなら、奪い取るだけだ。
オレは、お前を諦めるつもりなんてないからな。
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