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ネタが出てこない!
昨日の子供ネタでも書こうかしら…。
それと、カテゴリーと関係なくなりますが、ヒーローハーツの話題を出します。
見てない人にはわかりませんけれど、まさか結婚するとは思いませんでした!
凄い展開でした…さすがは、春原先生だと思いました。
また、アルバさんに過去に行ってしまうお話しでも書いてみようかな。
ロスアル無限の可能性で、クレアシオン×幼少アルバというのが出たので。
幼少アルバさんが過去に飛んでしまう設定。
ちょっとだけ書いてみよう。
何で、こんな所に子供が一人で居るんだ?
面倒だ、無視しよう。
オレは、子供に関わっている暇は無い。
その子供を無視して通り過ぎようとしたら、子供の方がオレのマントを掴んできた。
「チッ、おい、マントから手を離せ」
「………」
「離せと言っているんだ!」
普通の子供なら、この時点で萎縮して離すだろう。
だが、この子供は一向に離そうとはしなかった。
俯いているので、顔が良く見えない。
無理にでも離させる事は出来るのに、何故オレはそれをしない?
子供の方から離すのを待っているのは何故だ?
自分でもよく分からない行動をしている。
いつまでもこうしていても仕方ない。
オレは、ここで立ち止まっているわけにはいかない。
「オレは、お前に構ってる暇は無い」
そう言って、マントを掴んでいる手を無理に離させようとした瞬間、子供が初めて喋った。
「…ひとりにしないで」
子供が、俯いていた顔をあげた。
その顔は、泣きすぎたのか、目元が腫れていた。
一体どれだけ泣いていたんだ?
「…お前は、何故ここに一人で居るんだ? 親はどうした?」
「……」
また黙り始めた。
オレにどうしろって言うんだ!
「…ぼくにもわからなくて…きづいたら…ここにひとりでたってた…」
そう言うと、だんだんと顔が歪んできた。
オレに話した事で、自分が置かれている状況を思い出したのか、また泣き始めようとしていた。
「泣くな! 泣くなら置いていくぞ」
この辺には魔物はいないが、子供の泣き声で寄ってこないとも限らない。
耳のいい魔物だっている。
それを分かっているのか、この子供は!
この一言で余計に泣かせるかもしれなかった。
だが、オレは、子供の扱いに慣れていない。
どう対処したらいいのか分からない。
「…なかない…だから…おいてかないで…」
そう言いながら、泣きそうになるのを我慢していた。
ここまで言われても、オレのマントから手を離そうとしない。
何なんだ、この子供は。
「お前は、オレが怖くないのか?」
「…こわくないよ?」
「何故だ?」
オレは、子供に好かれるようなタイプじゃない。
それは自分でも分かっている。
「…わからないけど…おにいちゃんは…こわくない」
「そうか…」
オレも、それで納得してどうする。
それ以外どう返したらいいのか分からないだけなんだが。
「はぁ、分かった。 人里に連れて行ってやる」
「いいの?」
「面倒だが、それぐらいはしてやる」
「…ありがとう…おにいちゃん…」
そう言って、その子供が初めて笑った。
ちゃんと笑えるじゃないか。
「じゃあ、行くぞ」
「……」
「どうした?」
「…て…つないで」
「…チッ」
子供の言いなりになるのは癪だが、このままだと動きそうに無い。
差し出された子供の手を取る。
「えへへ」
手を繋いだだけで嬉しがるのか。
子供の考える事はよく分からない。
「お前、名前は?」
「アルバ」
「おにいちゃんは?」
「オレは…」
クレアシオンと答えるだけでいいはずなのに、答えた言葉は…。
「シオンだ…」
自分の本名を言っていた。
オレ自身にも、なぜ本名を言ったのか分からない。
ただ、この子供には、本当の名前を知っておいてほしかったのかもしれない。
オレを勇者としてじゃなく、普通の人間として接してくれる子供だから。
と言う感じで書いてみた。
続きはどうしようかな。
読んでみたい人が居たら書いてみよう。
ネタがないと書きながら、もう一つ書いてみたい話があるって何だ(笑)
次は、甘い話を頑張ってみようか。
まあ、暫くはブログにほそぼそと書いておこう。