普段の話から、ゲームの話まで、色々あります。
BL話も入る可能性があります。
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クレアシオンとレッドフォックスの話です。
途中で、ギャグ話を書いたので、大丈夫!
ロスさんを壊しすぎた感じがしなくもない。
というか、ロスさんではない(笑)
後は、SQ版で、アルバさんが入院している最中の話とか書いてみたい。
アルバさんが入院している三ヶ月の間、ロスさんは何をしていたんだろうね(笑)
本編いくか。
途中で、ギャグ話を書いたので、大丈夫!
ロスさんを壊しすぎた感じがしなくもない。
というか、ロスさんではない(笑)
後は、SQ版で、アルバさんが入院している最中の話とか書いてみたい。
アルバさんが入院している三ヶ月の間、ロスさんは何をしていたんだろうね(笑)
本編いくか。
あの野宿の後から、何となくクレアシオンと距離を感じる。
というより、ボクが話しかけても、あんまり答えてくれなくなった。
それまでは、ここまでじゃなかったんだけどなぁ…。
何か、嫌われるような事を言ったかな?
考えていても状況が良くなるわけじゃないけどね。
「あのさ」
「……」
「ボク、何かした?」
「…特には」
「それなら、何で、距離をおくの?」
「…オレは、元々こういう性格だ」
その後は、無言。
こっちが話しかけても、無視される。
うーん…何でだろう?
少しは仲良くなれたと思ったんだけどな…。
戻り方も未だに見つかってないし。
クレアシオンと旅を始めて、結構経ってるけど、向こうはどうなっているんだろう?
時間が経っているのか、経ってないのか、それすらも分からない。
「ルキちゃん、一人で大丈夫かな…」
ぼそっと呟いた言葉。
それが聴こえているとは思わなかった。
久しぶりに、クレアシオンの方から話しかけてきた。
「誰だ?」
「え?」
「今、言っていたルキの事だ」
「ああ、ボクと一緒に旅をしている女の子だよ」
「一人で旅をしているわけじゃなかったのか?」
「あいつを助けたいっていう、ボクと彼女の意見は一致しているからね」
「あの時話していた?」
「うん。 けど、どちらかというと、ボクを心配して付き合ってくれてる感じかな?」
「心配されるほど弱かったのか…」
「…否定はできないかな。 弱かったのは本当の事だしね」
ルキちゃんが居てくれて、本当に良かったと思う。
一人で旅をしていたら、ここまで強くなれてなかったと思うし。
「何となく、お前が甘い性格をしている理由が分かった気がする」
「そうかな?」
「…オレとは…似ているようで違う…」
そんな事はないと思うけどな…。
余計な事を言うと、また無視されそうだから、心に留めておくけど。
そんな話をしている時、モンスターの気配を感じた。
ボクは剣を抜くと、戦闘態勢に入る。
「人数多いな…」
「ボクは、左側のモンスターを担当するね」
「正直、オレ一人でも何とかできる」
「だろうね」
それは分かってる。
一緒に旅をしている時、クレアシオンの強さを目にしているから。
旅をしている時は、魔法を使っているのを見たことはない。
だけど、あの時、ロスが使っているのは見ていた。
だから、チート級の魔力持ちだって事は知ってる。
それを言ったら、何で知っているのかと問われそうだから、知らないふりをするけど。
「二人で居る時くらいは頼ってよ。 ボクは、そこまで強くないかもしれないけどさ」
「!?」
ボクは、何かを言われる前に、左側のモンスターに攻撃を仕掛ける。
始めの頃のボクなら、絶対に勝てなかった相手だと思う。
今は違う。
こんなモンスターに負けているようじゃ、助ける事なんて出来ない。
だから、負けるわけにはいかない!
何体か倒し終わった後、クレアシオンの所に戻ろうと思ったら、茂みの方からモンスターが飛び出てきた。
そいつは一直線に、クレアシオンに向かっている。
モンスターが向かって来ている事には気づいているだろうけど、その前には、違うモンスターがいる。
「チッ」
多分、魔法を使うつもりなんだろう。
だけど、それよりも、モンスターの攻撃の方が早かった。
「間に合え!」
ボクは、モンスターとクレアシオンの間に入る。
モンスターの攻撃は、ボクに当たっていた。
「っ…!」
よりにもよって、あの時と同じ場所。
あの時、回復してもらっているので、傷はないだろうけど。
「お前は馬鹿か! 何で、オレをかばった!」
「…怪我する所…見たくなかったしね…」
「たとえ、怪我をしたとしても、自分で回復できる!」
「…単純に…ボクが見たくなかっただけだよ…」
ボクは、お腹の傷を抑えながら、後ずさる。
きっと、回復してくれるだろうけど、今は戦いの最中だ。
するとしても、倒し終わってからだろう。
邪魔にならない所に移動しておかないと。
最後の一匹を倒し終えたらしい。
クレアシオンが武器をしまった。
ボクの方に向かってくる。
「今、治し、て、レッドフォックス! 危ない!」
「…え?」
その声と同時に、ボクは落ちていた。
ここに来る前にも、同じような事をがあったな…。
まさか、また崖から落ちる事になるなんてね。
でも、もしかしたら、このまま落ちれば、帰れるかもしれない。
今のボクは、ここに来た時と状況が同じだ。
クレアシオンを一人にしてしまうけど…大丈夫。
ボク達は、もう一度会える。
最後に、笑った顔、見てみたかったな…。
クレアシオンが、崖の下に降りた時には、レッドフォックスの姿は消えていた。
「…いない」
それとも、帰れたのか?
未来から来たと言っていた。
オレは、それをちゃんと信じてはいなかった。
あの怪我で、どこかに移動出来るとも思えない。
「あの馬鹿、オレの心に入り込んできておいて、自分は居なくなるのか…」
いつか居なくなると分かっていたはずだ。
分かっていたはずなのに…遅すぎた。
二度と会えない所に行ってしまった。
「…オレは、もう誰とも行動をしない」
こんな思いは、一度で十分だ。
オレは、オレの目的を達成させる。
だから、レッドフォックス、お前も頑張れよ。
友達を助けるために。
というより、ボクが話しかけても、あんまり答えてくれなくなった。
それまでは、ここまでじゃなかったんだけどなぁ…。
何か、嫌われるような事を言ったかな?
考えていても状況が良くなるわけじゃないけどね。
「あのさ」
「……」
「ボク、何かした?」
「…特には」
「それなら、何で、距離をおくの?」
「…オレは、元々こういう性格だ」
その後は、無言。
こっちが話しかけても、無視される。
うーん…何でだろう?
少しは仲良くなれたと思ったんだけどな…。
戻り方も未だに見つかってないし。
クレアシオンと旅を始めて、結構経ってるけど、向こうはどうなっているんだろう?
時間が経っているのか、経ってないのか、それすらも分からない。
「ルキちゃん、一人で大丈夫かな…」
ぼそっと呟いた言葉。
それが聴こえているとは思わなかった。
久しぶりに、クレアシオンの方から話しかけてきた。
「誰だ?」
「え?」
「今、言っていたルキの事だ」
「ああ、ボクと一緒に旅をしている女の子だよ」
「一人で旅をしているわけじゃなかったのか?」
「あいつを助けたいっていう、ボクと彼女の意見は一致しているからね」
「あの時話していた?」
「うん。 けど、どちらかというと、ボクを心配して付き合ってくれてる感じかな?」
「心配されるほど弱かったのか…」
「…否定はできないかな。 弱かったのは本当の事だしね」
ルキちゃんが居てくれて、本当に良かったと思う。
一人で旅をしていたら、ここまで強くなれてなかったと思うし。
「何となく、お前が甘い性格をしている理由が分かった気がする」
「そうかな?」
「…オレとは…似ているようで違う…」
そんな事はないと思うけどな…。
余計な事を言うと、また無視されそうだから、心に留めておくけど。
そんな話をしている時、モンスターの気配を感じた。
ボクは剣を抜くと、戦闘態勢に入る。
「人数多いな…」
「ボクは、左側のモンスターを担当するね」
「正直、オレ一人でも何とかできる」
「だろうね」
それは分かってる。
一緒に旅をしている時、クレアシオンの強さを目にしているから。
旅をしている時は、魔法を使っているのを見たことはない。
だけど、あの時、ロスが使っているのは見ていた。
だから、チート級の魔力持ちだって事は知ってる。
それを言ったら、何で知っているのかと問われそうだから、知らないふりをするけど。
「二人で居る時くらいは頼ってよ。 ボクは、そこまで強くないかもしれないけどさ」
「!?」
ボクは、何かを言われる前に、左側のモンスターに攻撃を仕掛ける。
始めの頃のボクなら、絶対に勝てなかった相手だと思う。
今は違う。
こんなモンスターに負けているようじゃ、助ける事なんて出来ない。
だから、負けるわけにはいかない!
何体か倒し終わった後、クレアシオンの所に戻ろうと思ったら、茂みの方からモンスターが飛び出てきた。
そいつは一直線に、クレアシオンに向かっている。
モンスターが向かって来ている事には気づいているだろうけど、その前には、違うモンスターがいる。
「チッ」
多分、魔法を使うつもりなんだろう。
だけど、それよりも、モンスターの攻撃の方が早かった。
「間に合え!」
ボクは、モンスターとクレアシオンの間に入る。
モンスターの攻撃は、ボクに当たっていた。
「っ…!」
よりにもよって、あの時と同じ場所。
あの時、回復してもらっているので、傷はないだろうけど。
「お前は馬鹿か! 何で、オレをかばった!」
「…怪我する所…見たくなかったしね…」
「たとえ、怪我をしたとしても、自分で回復できる!」
「…単純に…ボクが見たくなかっただけだよ…」
ボクは、お腹の傷を抑えながら、後ずさる。
きっと、回復してくれるだろうけど、今は戦いの最中だ。
するとしても、倒し終わってからだろう。
邪魔にならない所に移動しておかないと。
最後の一匹を倒し終えたらしい。
クレアシオンが武器をしまった。
ボクの方に向かってくる。
「今、治し、て、レッドフォックス! 危ない!」
「…え?」
その声と同時に、ボクは落ちていた。
ここに来る前にも、同じような事をがあったな…。
まさか、また崖から落ちる事になるなんてね。
でも、もしかしたら、このまま落ちれば、帰れるかもしれない。
今のボクは、ここに来た時と状況が同じだ。
クレアシオンを一人にしてしまうけど…大丈夫。
ボク達は、もう一度会える。
最後に、笑った顔、見てみたかったな…。
クレアシオンが、崖の下に降りた時には、レッドフォックスの姿は消えていた。
「…いない」
それとも、帰れたのか?
未来から来たと言っていた。
オレは、それをちゃんと信じてはいなかった。
あの怪我で、どこかに移動出来るとも思えない。
「あの馬鹿、オレの心に入り込んできておいて、自分は居なくなるのか…」
いつか居なくなると分かっていたはずだ。
分かっていたはずなのに…遅すぎた。
二度と会えない所に行ってしまった。
「…オレは、もう誰とも行動をしない」
こんな思いは、一度で十分だ。
オレは、オレの目的を達成させる。
だから、レッドフォックス、お前も頑張れよ。
友達を助けるために。
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