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その前に、今日更新された戦勇。本家。
アルバさんの大失敗のせいで、色々凄い事になってましたね。
ロスさんの説教が怖いな(笑)
絶対に、説教されるね。
というか、どれだけの事を言われるのか、更新が楽しみだ。

捏造万歳!
書いてみたいとは思ったけど、物凄く難しかった!
首ながスライムに倒された後、気絶したアルバさんを病院に連れて行ったのかと思うと、それだけで萌えだと思った。

ロスさんが回復を使えるって事に関しては、私の捏造です。
本家が使えるし、SQ版も魔法は使えるみたいなので、回復魔法も使えると解釈しております。
というか、別の話で、ロスさんに回復魔法使わせてるしね。

首ながスライムに、アルバさんが倒された後、ロスさん、スライム倒したのかな?
べとべとするからっていう理由で、武器を使わなかったしね。
魔法で倒したんだろうか(笑)

「仕方ないか」

とか言いながら、病院まで連れていくロスさんをください!
俵持ち、お姫様抱っこ、どっちでもいいから、見てみたい!
ボク、何でここにいるんだろう…。
おかしいな。
勇者候補として旅立ってすぐに入院っておかしくない?

「勇者さん、何考え込んでいるんです?」

「この現状について考えてたんだよ」

「包帯だらけですしね!」

「誰のせい!?」

「オレのせいだって言いたいんですか?」

「どこからどう見てもそうだよね!?」

「勇者さん、ここ病院ですよ」

「あ、ごめん…」

「で、オレが何をしたと?」

「ボクのダメージって…戦士の一撃のせいなんだけど?」

「あれは、勇者さんが悪いんですよ」

「ボクは、普通の事を言っただけだよね!?」

「自分の普通を、相手に押し付けないでください」

「押し付けるつもりはないけど、仮に、強さを見せるにしても、やり方あるよね?」

「どうせなら、勇者さんの苦しんでいる姿を見たいという、オレの気持ちを何で分かってくれないんですか!」

「分かりたくないよ!」

分かっていたけど、ドSすぎる…。
この先、旅をしていくわけだけど、うまくやっていけるかな…。
強いのに、まともに戦ってくれないし、魔法だって使えるし…魔法…。

「そういえば、戦士って魔法使えるんだよね?」

「使えますよ」

「回復魔法とか使えないの?」

「使えますけど、それが?」

「使えるなら、この怪我治せるんじゃ?」

「治せますよ」

「治せるなら、ボク、入院する必要ないよね?」

「何で、勇者さんを回復しなくちゃいけないんですか?」

「ひどっ!」

そこまで言われる必要はないよね?
うう…不幸すぎる。

「ちゃんとした理由はありますよ」

「理由?」

「回復するだけなら簡単ですけど、それだと、勇者さんが強くなれないので」

「強く?」

「人間って、攻撃を受けたりする事で、耐久力がついてくるんですよ」

「そうなの?」

「そうなんです。 もう一つ理由をあげるとしたら、オレに頼りすぎるのを防ぐためっていうのもあります」

頼りすぎる…。

「オレが回復していたら、それに頼りきって、モンスターの攻撃を回避しなくなる可能性がありますし」

「そんな事はないと思うけど…」

「本当にないと言いきれますか?」

「う…」

攻撃を受けても、回復してもらえるからいいやと思ってしまうかも…。

「だからこそ、回復はしません」

「…よく分かりました…」

最初は酷いと思ったけど、ちゃんとボクの事を考えてくれていたんだな…。
少し誤解してたかも。
けど、ここで終わっておけば、いい話なのに…。

「後は、オレの趣味です!」

「は?」

「勇者さんが、苦しんだり、辛そうにしている顔を見るのが大好きなんです!」

「…それと似たような事を、さっき聞いた」

「何度でも言っておこうかと思いまして」

「言わなくていいよね!?」

ちくしょう!
少し見直したと思ったら、これだよ!

「ちなみに、オレに何かいう事ありませんか?」

「何を?」

「勇者さんを病院まで運んだのって、オレですよ?」

「そうみたいだね」

「それが分かっていて、オレにいう事は…?」

運んでくれた事に対しては感謝だけど、何となく言いたくない。
この怪我の一端は戦士も原因だし。
でも言わないと、後々大変そうだな…。

「…運んでくれてありがとう」

「分かればいいんです」

「…なんか、納得出来ない部分があるけど…」

「さてと、オレはそろそろ行きますね」

「面会時間の終わり?」

「そうです」

「お疲れ様、気をつけてね」

「勇者さんに心配されるなんて…屈辱だ」

「そこまで言う!?」

「冗談ですよ。 早く治してください」

「…?」

「オレが苛められないので!」

「そっちかよ!」

心配してくれていると思ったのに!

「それだけ元気なら大丈夫ですね。また、来ます」

「うん、またね」

病室から出て行く戦士を見送る。
優しいかと思ったら、そうじゃなかったり。
どっちが本当の戦士なんだろう?
まだ、出会ったばかりだし、知らないのは当然なんだろうけど…。
旅をしていれば、もっと知る事もあると思う。

退院するまで、3ヶ月かかったけど…。
その間、戦士は間を空けずに来てくれた。
ボクが入院しているから仕方ないにしても、他にやることないのかな?
見舞いに来てくれる人なんて、戦士しかいないんだけどね。
退屈だと思っていた入院生活も、戦士が来てくれるから、つまらなくはなかった。

…やっぱり、戦士は優しいのかもしれない。
今の時点では、そう思っても仕方ないと思うんだ。
後で、それは撤回される事になるとは思ってもいなかったけど…。

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牧場物語、乙女ゲー、一般ゲームをメインに活動しています。
最初は、乙女ゲーだけだったんですが、ジャンルがどんどん増えました。

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